フィアット パンダ に改良新型、マイルドハイブリッドを全車に拡大…欧州発表

アクティブな顧客に向けたパンダスポーツ

SUV仕様のパンダクロスも設定

新世代のインフォテインメント

1.0リットル3気筒エンジン+12Vの「BSG」

フィアット・パンダ クロス 改良新型
フィアット・パンダ クロス 改良新型全 19 枚

フィアットは10月20日、『パンダ』(Fiat Panda)シリーズの改良新型を欧州市場で発表した。

【写真】フィアット・パンダ 改良新型(全19枚)

改良新型のエクステリアは、新デザインのフロントバンパーやサイドスカート、アルミホイールが特長だ。パンダのデビュー40周年に合わせて登場した改良新型は、外装のリフレッシュにより、新鮮さをアピールしている。

アクティブな顧客に向けたパンダスポーツ

改良新型には、新グレードとして、『パンダスポーツ』が設定された。現在、『500X』、『500L』、『ティーポ』の各車に用意されている「スポーツ」が、パンダにも拡大展開されている。

パンダスポーツには、黒と赤のツートーンカラーの16インチアルミホイール、ボディ同色のハンドルとドアミラーカバー、グロスブラック&ブラックを組み合わせたルーフ、専用クロームのスポーツロゴ、専用のマットグレーのボディカラーが採用された。フィアット・パンダ スポーツ 改良新型フィアット・パンダ スポーツ 改良新型

インテリアは、チタンカラーのダッシュボード、エコレザーを使用した専用ドアトリム、ブラックのルーフライナー、ダークグレーのシート、テクノレザー、ファブリックのサイドパネルなどが装備された。

さらに大胆なイメージを求める顧客に向けて、「パンデモニオパック」をオプション設定した。赤いブレーキキャリパー、赤いステッチが施されたテクノレザーステアリングホイールなどが装備されている。

SUV仕様のパンダクロスも設定

改良新型には最上位モデルとして、『パンダクロス』が設定される。SUV仕様のパンダクロスでは、バンパー、フォグランプ、フェンダーエクステンション、ルーフバーなどが専用デザインとなる。前後バンパーにはサテンチタニウム塗装のアンダーガードを、ボディサイドにはシルバー塗装のサイドガードを装着した。タイヤサイズは185/65R15で、最低地上高は160mmを確保する。2WDの「4x2」と4WDの「4x4」が選べる。

改良新型パンダクロスは、スタイリッシュな新形状の15インチアルミホイール、フロントのダブルレッドの牽引フック、クローム塗装のスキッドプレート、ルーフラック、サイドショックアブソーバーバンドが特長だ。ボディサイドには、「クロス」の黒いロゴが添えられる。フィアット・パンダ クロス 改良新型フィアット・パンダ クロス 改良新型

リアパーキングセンサー、オートエアコン、レザーステアリングホイールを標準装備した。新しいブラックテクノレザーのドアトリム、リサイクル素材を用いた「ウッディ」ダッシュボードも装備される。ツートーンカラーのシートには、再生プラスチックによる環境に優しい生地を使用した。シートは茶色のサイドステッチ、エコレザー、クロスのロゴで装飾されている。

新世代のインフォテインメント

改良新型には、新世代のインフォテインメントシステムを採用する。DABデジタルラジオを備えた新しい7インチタッチスクリーンだ。Apple「CarPlay」用にセットアップされており、グーグルの「AndroidAuto」とも互換性がある。

Apple CarPlayはスマートフォンの画面を、車載ディスプレイに映し出すことができる。ドライバーは常に運転に集中しながら、電話をかけたり、音楽にアクセスしたり、メッセージを送受信したり、渋滞を避ける走行ルートを選択したりすることができる。フィアット・パンダ 改良新型フィアット・パンダ 改良新型

1.0リットル3気筒エンジン+12Vの「BSG」

欧州で2月、一部のパンダに搭載されたマイルドハイブリッドテクノロジーが今回、パンダの全ラインナップに拡大展開された。

フィアットが開発したマイルドハイブリッドは、最新の1.0リットル直列3気筒ガソリン「FireFly」エンジン(最大出力70hp/6000rpm、最大トルク9.4kgm/3500rpm)に、12ボルトの「BSG」(ベルト一体型スタータージェネレーター)、電気モーター、リチウムイオンバッテリーを組み合わせたものだ。

BSGシステムはエンジンに直接取り付けられており、補助装置もベルトによって駆動する。BSGは、ブレーキおよび減速中のエネルギーを回収し、蓄電容量11Ahのリチウムイオンバッテリーに蓄える。この電力はピーク時に3.6kWの出力を発揮し、加速時などにエンジンをアシストする。

トランスミッションは6速MT、駆動方式はFFとした。この6速MTは、郊外での燃費を向上させる専用ギア比が採用される。

このエンジンには、ストップ&スタートモードが付く。30km/h以下の低速域では、エンジンを停止できる。ハイブリッドシステムに関する情報を表示するモニターには、ドライバーにそのことを知らせる。ストップ&スタートモードは、エンジンをスムーズに再始動する。

高速道路などでの低負荷走行時に、エンジンを停止するコーストモードも採用した。リチウムイオンバッテリーがすべてのサービスに電力を供給し、ドライバーが車両を完全に制御できるようにしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  2. 【トヨタ RAV4 新型試乗】おそろしくスムーズなハイブリッド、まさに「至れり尽くせり」…中村孝仁
  3. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  4. 初代ホンダ NSXベースのスーパーカー『Tensei(転生)』、北米販売体制が決定
  5. ヤマハの原付電動スクーター『JOG E』全国発売へ、本体のみなら約16万円で買える
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  5. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
ランキングをもっと見る