ボルグワーナー、メルセデスベンツの新型トラック向けターボを新開発

ボルグワーナーの「S410」ターボチャージャー
ボルグワーナーの「S410」ターボチャージャー全 3 枚

ボルグワーナー(BorgWarner)は10月22日、メルセデスベンツの新型トラック、『ノボ・アクトロス』向けに、「S410」ターボチャージャーを新開発した、と発表した。

新しいターボチャージャーは、メルセデスベンツの「OM 460」エンジンに組み合わせられ、最大出力は450hp、480hp、510hpの3種類が用意される。新しいターボチャージャーは、新設計のローターとコンプレッサーハウジングによって、熱効率を引き上げているのが特長だ。

また、新しいS410ターボチャージャーは、空気圧縮温度と燃料消費を引き下げ、コンプレッサーの効率も向上させている。

鍛造&機械加工されたチタンローターを備えたボルグワーナーの「Sシリーズ」ターボチャージャーは、高品質素材を使用しており、過酷な負荷の下でも高い信頼性を追求する。デュアルフロー・タービンハウジングは、排ガスの流れを分割して、タービンホイールを動かし、レスポンスを高めた。

ボルグワーナーは、コンプレッサーステージ技術をS410ターボチャージャーに適用することにより、エンジン性能の向上や排出ガス中の有害物質の削減など、重要な目標を達成することができた、としている。

《森脇稔》

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