ボルグワーナー、コネクトカープロジェクトに参画…車両やインフラが通信

ボルグワーナーのハイブリッドパワートレインのイメージ
ボルグワーナーのハイブリッドパワートレインのイメージ全 1 枚

ボルグワーナー(BorgWarner)は10月22日、米国ミシガン州で行われる「V2V」(車車間通信)や「V2I」(車両対インフラストラクチャ通信)によるコネクテッドカープロジェクトに参画すると発表した。

このプロジェクトは、ミシガン工科大学(MTU)や商用車メーカーのナビスターなど、他の4つの業界団体と提携して行われる。車両間および車両からインフラストラクチャへの接続ネットワークを介して、エネルギー消費を削減することに焦点を当てる。

ボルグワーナーは、この27か月に及ぶプロジェクトに、パワートレインに関する豊富なノウハウを提供する。このプロジェクトでは、さまざまなレベルのコネクティビティと自動運転システムを搭載した複数の車両を使用して、車両と交差点の通信技術などを開発、評価、実証していく。

このプロジェクトは、米国エネルギー省(DOE)が、199万ドルの資金を提供する。これは、米国をエネルギー貯蔵技術、利用、および輸出の世界的リーダーとして位置付けるDOEの戦略の一環になる。

このプロジェクトにおいて、ボルグワーナーは、車両のパワートレインシステムと、エネルギー削減の分析作業をサポートするための制御システムアーキテクチャの開発に取り組む予定だ。ボルグワーナーは、このプロジェクトによるコネクティビティの強化を通じて、トランスミッションやエンジンサブシステムコンポーネントの効率改善を進める、としている。

《森脇稔》

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