ソニー、9月中間決算最高益…通期も『鬼滅の刃』特需で上方修正[新聞ウォッチ]

ソニー本社(東京)
ソニー本社(東京)全 1 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

上場企業の2020年9月中間決算の発表が本格化している。すでに公表した全日本空輸(ANA)やJR各社などが軒並み過去最悪となる大赤字を計上している中、ソニーが、上半期として営業利益、純利益ともに過去最高を2年ぶりに更新したという。

きょうの各紙も「ソニー最高益6928億円」などと、明るい見出しが紙面を飾っているが、新型コロナウイルスの影響に伴い「巣ごもり需要」を取り込んだゲーム事業が好調だったそうだ。東宝と共同配給している人気アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の大ヒットを追い風に、21年3月期業績予想も上方修正するなど絶好調だ。

ソニーが発表した20年9月中間連結決算(米国会計基準)では、売上高は前年同期比0.9%増の4兆824億円、本業のもうけを示す営業利益が7.1%増の5461億円、最終利益は約2倍となる6928億円だった。9月にソニー銀行やソニー損害保険などを手がける金融事業のソニーフィナンシャルホールディングスを完全子会社化したことで収益の安定性が向上したことも利益を押し上げた要因のようだったという。

21年3月期の業績見通しについても、売上高は8月時点の予想より2000億円多い8兆5000億円(前期比2.9%増)、最終利益は2900億円多い8000億円(37.4%増)を見込む。下期も「鬼滅の刃」の“特需”が業績を大きく押し上げる見通しで、巣ごもり族に足を向けて寝られない。

2020年10月29日付

●次世代電池の開発促進、年内に戦略、電気自動車普及へ(読売・1面)

●空港・航空を包括支援、国交省、使用料猶予など(読売・1面)

●ANA出向KDDIなど、構造改革、事務や英会話講師(読売・2面))

●JR東・東海初の赤字、21年3月期予想、コロナ鉄道利用激減(読売・7面)

●ソニー最高益6928億円,巣ごもりゲーム好調、9月中間(読売・7面)

●トヨタ21万台リコール(朝日・33面)

●高級公用車無駄遣い? 7年リース2台分センチュリー4200万円、レクサス2800万円(朝日・35面)

●Go Toトラベル延長へ、来年2月以降も需要喚起(毎日・1面)

●調布市道路陥没下のトンネル工事、振動、他行区より大きく(東京・1面)

●中国ガソリン車販売全廃、2035年までにハイブリッド化(東京・6面)

●EV再加速、欧州、広がる「ノルウェー化」(日経・2面)

●デンソー、冬賞与を減額、再協議で労使合意、リコール響く(日経・17面)

●ガソリン6週連続下落、店頭133.9円、卸値引き下げ浸透(日経・23面)

●司法取引「安心感あった」ゴーン元会長事件、元秘書室長が証言(日経・43面)

《福田俊之》

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