ルノー メガーヌ、セダンにも改良新型…欧州発表

新デザインのフロントマスク

ルノーイージーリンクマルチメディアシステム

10.2インチのデジタルインストルメントクラスター

ルノー・メガーヌ・セダン 改良新型
ルノー・メガーヌ・セダン 改良新型全 12 枚

ルノーは10月27日、改良新型『メガーヌセダン』(Renault Megane Sedan)を欧州で発表した。ハッチバックとワゴンの「スポーツツアラー」に続いて、セダンにも改良新型が登場している。

【写真】ルノー・メガーヌ・セダン 改良新型(全12枚)

新デザインのフロントマスク

ヘッドライトには、LEDピュアビジョンテクノロジーを採用した。従来のハロゲンライトを置き換える。新開発のLEDヘッドライトは、ヘッドランプの光量をおよそ30%増加させ、視認性、安全性、ドライバーの信頼性を高める。ヘッドランプ、テールライト、フォグランプは、すべてLEDとした。

フロントバンパーとノーズ、アンダーグリルも新しいデザインを採用した。フロントバンパーとグリルには、クロームトリムが組み込まれている。エアロダイナミクスを改善するために、ホイールアーチの前面にエアデフレクターを備えたダイナミックエアデフレクターを装備した。

ボディサイドでは、フェンダーとドアハンドルのデザインが変更された。新デザインの16~18インチアルミホイールが、オプションで用意されている。ボディカラーは、ニューハイランドグレーを含む全7色がラインナップされている。ルノー・メガーヌ 改良新型ルノー・メガーヌ 改良新型

ルノーイージーリンクマルチメディアシステム

改良新型には、「ルノーイージーリンクマルチメディアシステム」が用意された。グーグルの「Android Auto」とApple の「CarPlay」に対応している。

ルノーイージーリンクマルチメディアシステムは、まったく新しいインターフェースを備える。スマートフォンとの連携により、革新的で人間工学的、かつ機能的なエクスペリエンスを提供するという。ユーザーは画面をカスタマイズし、お気に入りの機能やアプリに直接アクセスすることが可能だ。

スマートフォンアプリの「MY Renault」は、ルノーイージーリンクマルチメディアシステムと連携する。たとえば、車両の位置の通知、ドアtoドアナビゲーション、ドアのリモートロックとロック解除、ライトとホーンのリモート起動などが可能になる。

ルノー「マルチセンス」テクノロジーは、4つのモードが利用できる。「エコモード」は、燃費とCO2排出量を抑えたモードになる。「コンフォートモード」は、より柔軟なサスペンション設定となり、よりリラックスした体験を提供する。「スポーツモード」は、運転の喜び、敏捷性、応答性を向上させる。「デフォルトモード」は、カスタマイズされたエクスペリエンスのためのモードだ。

ダッシュボードの7インチまたは10.2インチの大型のデジタルディスプレイは、カスタマイズが可能だ。ドライバーは、選択したモードに従って表示される情報を選択できる。たとえば、エコモードでは燃費、スポーツモードではパワーとトルクを表示することができる。ルノー・メガーヌ 改良新型ルノー・メガーヌ 改良新型

10.2インチのデジタルインストルメントクラスター

インテリアは、直感的な方法で運転体験をパーソナライズするためのアップグレードが施された。ドライバー正面には、10.2インチのデジタルインストルメントクラスターが装備できる。ナビゲーション画面を表示することも可能だ。

ダッシュボードの中央には、9.3インチの縦長のタブレット端末のようなスクリーンモニターが採用された。新設計のルノーイージーリンクコネクテッドマルチメディアシステムにより、幅広いマルチメディア、ナビゲーション、インフォテインメントサービスが利用できる。

すべてのドライバーアシスタンスコントロールは、ステアリングホイールのスイッチに集約した。これにより、空調などのコンソールコントロールにアクセスしやすくなった、としている。ルノー・メガーヌ・セダン 改良新型ルノー・メガーヌ・セダン 改良新型

《森脇稔》

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