軽自動車新車販売、25.6%増の15万3547台で13か月ぶりのプラス 10月実績

ダイハツ・タント
ダイハツ・タント全 2 枚

全国軽自動車協会連合会は11月2日、2020年10月の軽自動車新車販売台数(速報)を発表。前年同月比25.6%増の15万3547台で13か月ぶりのプラスとなった。

軽自動車新車販売台数は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、4月は同33.5%減、5月は52.7%減と急減。その後も6月は同17.3%減、7月こそ1.1%減とほぼ前年同月並みに回復したが、8月は同11.8%減、9月は同12.1%と再び悪化していた。しかし、10月は前年同月が消費税増税の駆け込み需要の反動で落ち込んでいたこともあり、1年1か月ぶりのプラスとなった。

車種別では、乗用車が同24.3%増の11万8436台で3か月ぶりのプラス、貨物車は同29.8%増の3万5111台で13か月ぶりのプラス。貨物車の内訳は、ボンネットバンが同11.3%増の3195台で14か月ぶりのプラス。キャブオーバーバンは同23.2%増の1万5451台、トラックは同41.5%増の1万6465台でともに13か月ぶりのプラスとなった。

ブランド別では、ダイハツが同41.3%増の5万4815台で3か月ぶりに首位返り咲き。スズキは同7.3%増の4万5530台で2位転落。3位ホンダは同32.7%増の2万6871台、4位日産は同25.8%増の1万5174台。そのほかのブランドも前年同月実績を上回った。

●軽自動車新車販売台数ブランド別ランキング

1位:ダイハツ 5万4815台(41.3%増・3か月ぶり増)
2位:スズキ 4万5530台(7.3%増・4か月連続増)
3位:ホンダ 2万6871台(32.7%増・8か月ぶり増)
4位:日産 1万5174台(25.8%増・2か月連続増)
5位:三菱 3268台(20.4%増・7か月ぶり増)
6位:マツダ 3149台(47.5%増・4か月連続増)
7位:トヨタ 2943台(27.5%増・2か月ぶり増)
8位:スバル 1784台(12.9%増・13か月ぶり増)

※()内は前年同月比

《纐纈敏也@DAYS》

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