スバル、237億円の最終黒字に転換…通期予想も上方修正 2020年4-9月期決算

スバル本社
スバル本社全 2 枚

SUBARU(スバル)は11月4日、2020年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大の影響で4~6月期は157億円の最終赤字だったが、237億円の黒字に転換した。

海外販売台数は前年同期比26.4%減の32万1000台、国内販売台数は同37.4%減の4万3000台。全世界販売台数は、第2四半期(2020年7月~9月)に北米市場にて想定よりも早く販売回復の傾向が見られたものの、第1四半期(2020年4月~6月)に受けた新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、同27.9%減の36万3000台となった。

なお、全世界生産台数も同影響により、同28.9%減の35万4000台。海外生産は同22.7%減の13万3000台、国内生産は同32.2%減の22万1000台となった。

売上高はこれら販売台数の大幅な減少などにより、同24.1%減の1兆2184億円となった。営業利益は同67.7%減の306億円、税引前利益は同61.2%減の361億円、最終利益は同65.3%減の237億円となった。

通期業績見通しについては、前回(2020年8月4日)発表値に対して、米国を中心とする販売が想定を上回っていることなどにより、全世界販売91万1000台(前年予測比1万1000台増)、売上高2兆9500億円(同500億円増)、営業利益1100億円(同300億円増)、税引前利益1170億円(同300億円増)、当期利益800億円(同200億円増)にそれぞれ上方修正した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る