VW乗用車ブランド世界販売、日本は Tクロス の需要が大幅増 2020年1-9月

VW Tクロス TSI 1st Plus
VW Tクロス TSI 1st Plus全 5 枚

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は10月30日、2020年1~9月のフォルクスワーゲン乗用車ブランドの世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は367万4300台。前年同期比は18.6%減と、2年連続のマイナスとなった。

1~9月の市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が、前年同期比11.1%減の195万4100台と、2年連続で前年実績を下回った。中国を除いたアジア太平洋地域も、20.8%減の8万6500台にとどまった。

また、北米の1~9月実績は、前年同期比21.8%減の33万2900台と、引き続き減少した。南米は、26.1%減の26万4800台を販売した。

西欧は1~9月、前年同期比29.3%減の79万4300台と、2年連続のマイナスだった。中央と東欧も、20.6%減の15万6800台にとどまる。中央とアフリカも17.6%減の8万4900台と、落ち込んだ。

日本は1~9月、2万8437台を登録した。前年同期比は22.7%減と、2年連続で前年実績を下回った。そんな中、新型コンパクトクロスオーバー車の『Tクロス』に対する需要が、大幅に増加したという。

2019年のフォルクスワーゲン乗用車ブランドの世界新車販売台数は、627万8300台だった。前年比は0.5%増と4年連続で前年実績を上回っている。

《森脇稔》

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