フェラーリ世界販売17%減、日本は8.5%増 2020年1-9月

フェラーリ F8 スパイダー
フェラーリ F8 スパイダー全 3 枚

フェラーリ(Ferrari)は11月3日、2020年1~9月の世界新車販売(出荷ベース)の結果を発表した。総販売台数は6440台。前年同期比は17%減だった。

写真:フェラーリの主要モデル

車種別の販売実績では、『F8スパイダー』の納車が開始されたV型8気筒エンジン搭載車が、前年同期に対して減少した。一方、V型12気筒エンジン搭載車は、前年同期に対して増えた。V12搭載車では、『812 GTS』の顧客への引き渡しが開始されている。

市場別の1~9月の販売実績では、欧州や中東、アフリカが、前年同期比1%減の3510台とわずかに減少した。南北アメリカは、前年同期比29%減の1635台と、引き続き減少した。

中国(香港と台湾を含む)は、前年同期比77%減の181台と、3年ぶりに減少した。中国を除いたアジア太平洋地域は、前年同期比2%減の1114台。このうち、日本は767台を登録し、前年同期比は8.5%増と伸びている。

フェラーリの2019年の世界新車販売台数(出荷ベース)は、過去最高で、初の1万台超えとなる1万0131台だった。前年比は10%増と、2桁増を維持している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. トヨタ『ハイラックス』新型に“GRスポーツ”が来るぞ! オフロード性能を強化へ
  3. ポルシェ『カイエン』新型、史上最強1156馬力のフル電動SUVに…1335万円から
  4. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  5. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る