愛車を守るために"SUNOCO"が提案する新製品エンジンオイルを清水和夫がレポート

SUNOCO Svelt 0W-20(左)5W-30(右)
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「油を売る」という言葉の意味を知りたくなった

今回はエンジンオイルで有名な「SUNOCO」こと日本サン石油株式会社の新製品をレポートする。

突然だが「油を売る」の由来をご存知だろうか。現在では「仕事もしないでサボっている」という意味で使われている「油を売る」という言葉だが、そもそも「油を売る」という言葉は江戸時代に由来するそうだ。

昔は髪油(現在の整髪料)の行商人がお客さんと時間をかけて雑談をしながら売っていたことに由来している。なんとも呑気というか、優雅な商習慣だった。ということは「油を売る」という言葉には、かなり文化的な背景があったのだ。

エンジンオイルがないとクルマはどうなってしまうのか

日本サン石油株式会社市川工場日本サン石油株式会社市川工場

ところで、エンジンオイルの重要性は今更言うまでもないが、長い間モータースポーツを経験していると、エンジンオイルの重要性は勝敗を分けることがあるほど重要である。エンジンが壊れる、壊れないという極限の話しではなく、良いエンジンオイルを使っていると、エンジンが元気よく回り、スピードがでるのだ。

少し想像力を働かせるとわかると思うが、エンジンを動かすと内部のピストンとシリンダーは金属同士で擦れる。そのときのピストンスピードは時速80キロにも及ぶ。そこに潤滑油、つまりオイルがないと、摩擦で金属がすり減るだけでなく、熱が上昇しエンジンが壊れてしまうのだ。

日本サン石油株式会社市川工場オイルタンク日本サン石油株式会社市川工場オイルタンク

エンジンオイルが持つ重要な役目を知って欲しい

高性能なエンジンオイルを正しく使うことで滑らかにエンジンは動く。多くの自動車は15年は長持ちするが、長持ちさせる重要なポイントはエンジンやギアボックスのオイルがポイントになる。正しくメンテナンスすると、距離にして数百万キロも自動車は元気に走り続けてくれるのだ。

ガソリン自動車が誕生したのが1886年。135年という年月をかけて進化してきたエンジンの縁の下の力持ちが、未だエンジンオイルだということを改めて知って欲しい。

モータージャーナリスト清水和夫氏モータージャーナリスト清水和夫氏

エンジンオイルはこのように潤滑油としての機能がメインだが、他にも冷却や防錆という機能もある。エンジン内部の温度は800°Cを超える高温に晒されているが、エンジンオイルは冷却機能も担っている。

実はエンジンを使用すると内部で汚れが発生する。レベルゲージでオイル量をチェックすると、時にはオイルが黒くなっている。そのわけはオイルが汚れを取りこんでいるということ。つまり潤滑・冷却・洗浄という機能がエンジンオイルの役目なのだ。

SUNOCO Svelt 0W-20(左)5W-30(右)SUNOCO Svelt 0W-20(左)5W-30(右)

クルマのエンジン性能に合わせて選べるSveltのラインナップ

さて、SUNOCOとはアメリカ生まれの潤滑油ブランドであり、アメリカで人気が高いストッカーレースでは各チームで使用しているほどで、日本でもモータースポーツの世界では知られたブランドだ。確かにアメリカのブランドではあるが、日本サン石油株式会社 技術研究所 営業技術リーダーの吉野 登氏によると、実は日本の自動車や日本のクルマの使い方に合わせて、ここ市川工場でしっかりとカスタマイズした商品を販売していると話す。

そして今回ご紹介するのはSUNOCOの新製品で、2つの粘度違いのラインアップを持つSvelt(スヴェルト)である。これは「最新規格API:SP」を取得した最新のエンジンオイルだ。

日本サン石油株式会社 技術研究所  営業技術リーダー 吉野 登 氏日本サン石油株式会社 技術研究所 営業技術リーダー 吉野 登 氏

そのひとつは0W-20の規格のオイルだ。このタイプのオイルはエンジン内部の抵抗を下げ、燃費に貢献する。一方の5W-30のオイルは高回転まで回るスポーツ系のエンジンに向いている。Sveltの技術的な特徴は独自のエステル技術「ES-COMBINATION」がポイント。オイルに柔軟で耐久性が高い膜を作ることで、潤滑性能を高めている。

しかし、オイルは温度によって性能が変わりやすいので、温度のロバスト(頑強性)も重要だが、モータースポーツで培われたノウハウを持つSUNOCOオイルは温度変化にも柔軟に対応できる。

SUNOCO SveltSUNOCO Svelt

高性能なエンジンオイルを使うことで愛車は変わる

トリビアだが、最近のF1は潤滑油を燃やすことでパワーを出していることが問題になっていたと聞く。理由は単純で、潤滑油を混合機で混ぜると燃焼温度が下がり、気体ガスの体積が減るそうだ。その分、多くの空気を吸えるというわけだ。もちろん、潤滑油は仮に燃えても、有害物質が少ない成分で実用化されている。 大切な愛車には、高性能なエンジンオイルをぜひ使ってほしい。エンジンがきっと元気になることが感じられるかもしれない。

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《清水和夫》

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