韓国ヒュンダイが販売するミニバン『スタレックス/H1』次期型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
H1は、同社が販売する商用車から派生したミニバンだ。ミニバン以外にもマイクロバス、タクシー、救急車などの豊富なモデルがラインアップされている。初代は1997年に登場、現行モデルとなる2代目は2007年から販売されている。乗用車タイプは、8、9、11、12人乗りを設定、韓国内では「グランド・スタレックス」の車名が与えられている。
捉えたプロトタイプはかなり厳重なカモフラージュをまとい、ディテールは不明だ。しかし、車両のほぼ全幅に広がるように見えるワイドグリル、バンパーの下には、「サンタフェ」、「ツーソン」と同様のスプリットタイプのヘッドライトを装備しているように見える。
また目立つホイールアーチ、三角のフロントクォーターウィンドウが見てとれるほか、フロントオーバーハングが現行型より短く、窓は大きく視界が向上、キャビン内も拡大されている様子がうかがえる。
大きな窓のおかげで、そのコックピットを見ることができる。そこにはフローティング・インフォテイメントシステム、再配置されたダッシュボード、空調ベントのレイアウトを確認することができる。
パワーユニットに関する情報はないが、新世代では、ハイブリッドなど電動化されることが噂されている。