ランドローバー ディスカバリー に改良新型 表情変化…欧州発表

新デザインのライトやバンパーを採用

2列目シートを再設計し快適性を向上

最新のPivi Proインフォテインメントシステム

ランドローバー・ディスカバリー 改良新型
ランドローバー・ディスカバリー 改良新型全 24 枚

ランドローバーは11月10日、『ディスカバリー』(Land Rover Discovery)の改良新型を欧州で発表した。

新デザインのライトやバンパーを採用

改良新型では、エクステリアを変更した。新デザインのフロントバンパーとリアバンパーを採用する。ヘッドライトとテールライトも新デザインで、最新のLEDテクノロジーが組み込まれた。

下部にデイタイムランニングライトが付く新しいシグネチャーLEDヘッドライトを採用する。新たに、シーケンシャルインジケーターも装備された。フロントフェンダーのベントは、ボディ同色化され、プレミアムSUVらしいウエストラインを強調している。

新デザインのフロントバンパーは、新しいボディカラーや新形状のサイドベントとの組み合わせで、よりダイナミックな外観を演出する。リアは、新しいシグネチャーLEDテールライトを備えており、新デザインのグロスブラックパネルが採用されている。

改良新型には、「Rダイナミック」を設定する。外観は、グロスブラックとシャドウアトラスのアクセントが特長だ。内装は、ツートンカラーのレザーとコントラストシートステッチなど、専用デザインを導入している。ランドローバー・ディスカバリー 改良新型ランドローバー・ディスカバリー 改良新型

2列目シートを再設計し快適性を向上

改良新型には、新デザインの4本スポークステアリングホイールが装備された。新形状のスイッチと金属製のパドルシフトが付く。シフトレバーも、新デザインとした。

2列目シートは、快適性を高めるために再設計されている。横方向のサポート性が引き上げられ、従来よりも長く厚いクッションなどにより、大腿部より下のサポート性や乗員の姿勢を改善する。2列目のエアベントをBピラーからセンターコンソールに移動することで、快適性も高めている。

改良新型には、「インテリジェント・シート・フォールドテクノロジー」を導入した。これは、ダッシュボード中央のタッチスクリーンを使用して、シートレイアウトを簡単にカスタマイズできる装備だ。スマートフォンに専用のアプリをダウンロードすれば、車両の燃料残量や現在位置を遠隔でモニターしたり、ドアのロックと解除が遠隔操作で行えたりする。ランドローバー・ディスカバリー 改良新型ランドローバー・ディスカバリー 改良新型

最新のPivi Proインフォテインメントシステム

ダッシュボードの中央には、従来よりも48%大型化された11.4インチのフルHDタッチスクリーンを装備した。これにより、新しい「Pivi Pro」インフォテインメントシステムを操作する。

12.3インチの「インタラクティブドライバーディスプレイ」と組み合わせれば、ドライバー正面のメーター内に、高解像度の3Dマップを表示できる。タッチスクリーンで、他のアプリを自由にコントロールすることも可能だ。高解像度のデジタルメーターは、速度計とタコメーター、フルスクリーンの3Dナビゲーション、または両方の組み合わせを、ドライバーが好みに合わせてカスタマイズできる。

オプションで、フルカラーのヘッドアップディスプレイが選択できる。高解像度の走行情報をドライバーの目線に直接表示できるため、前方の道路から目をそらす必要がなくなる。Apple「CarPlay」によって、スマートフォンと連携でき、高度なBluetoothテクノロジーは2つのスマートフォンを同時に接続できる。グーグルの「Android Auto」も標準装備。信号ブーストテクノロジーを使用したワイヤレス充電も利用できる、としている。

最新のPivi Proインフォテインメントシステムでは、ソフトウェアの無線(SOTA)アップデートが行える。シンプル化されたメニューと強化されたコネクティビティを備えており、システムを直感的に操作できる。ランドローバー・ディスカバリー 改良新型ランドローバー・ディスカバリー 改良新型

《森脇稔》

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