三菱地所とニアミー、オンデマンド型シャトルの相乗りサービス導入へ 都内で実証実験開始

ニアミー タウンのサービスイメージ
ニアミー タウンのサービスイメージ全 2 枚
三菱地所とニアミーは、独自のAIを活用したオンデマンド型シャトルを相乗り利用できる新サービス「ニアミー タウン」の実証実験を11月16日より、「三菱地所のレジデンスクラブ」会員を対象に実施する。

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大により、「移動」することの価値は大きく変化した。ニアミーはニューノーマル時代での移動を考え、電車やバスなどの公共交通機関を補う形で、事前予約によるオンデマンド型シャトル「スマートシャトル」を展開。通勤者や空港利用の方に新たな移動の手段を提供してきた。一方、三菱地所は住宅系会員組織「三菱地所のレジデンスクラブ」会員を対象に、入居者の満足度やエリアの価値向上のため、住まいのバリューマネジメントとしてサービスの拡大を検討してきた。

今回、ドアツードアの移動はコロナ対策だけでなく、移動時間を有効活用したい人、少人数での移動によりプライバシーを保ちたい人など、様々な人の利便性を高めるものと考えた両社の思いが一致。より早くスムーズな導入を検証すべく、まずは一部エリアにて新サービス「ニアミー タウン」の実証実験を行うこととなった。

ニアミー タウンは、エリア内の希望の発着地点を予約することで、オンデマンド型シャトルを相乗りで利用できる新サービス。AIが複数人の輸送に最も効率的なルートを選択するため、通常のタクシーよりも低価格で利用できる。対象は中央区・江東区と、目黒区・世田谷区・渋谷区の2エリアに住む「三菱地所のレジデンスクラブ」会員で、各エリア先着約500名が無料で利用できる。実証実験ではニーズや効果の検証を行い、その結果などを踏まえ、新しいモビリティサービスとして事業化を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  2. マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から
  3. GX550がラグジュアリーオフローダーに!レクサスxJAOSxトーヨータイヤ「オープンカントリー R/Tトレイル」は最高の相性だPR
  4. スズキの新型ハイブリッドSUV『インビクト』、インド安全性評価で最高の5つ星獲得
  5. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る