雪を溶かす「ヘッドランプヒーター」後付けタイプ…LED向け デンソーが開発

ヘッドランプヒーター
ヘッドランプヒーター全 4 枚

デンソーは、『プリウス』や『ノア/ヴォクシー/エスクァイア』に後付できる「ヘッドランプヒーター」を開発。12月1日から全国のトヨタディーラーで発売される。

【画像全4枚】

近年、省電力で明るいLEDヘッドランプを搭載する車両が増えているが、従来のハロゲンヘッドランプに比べると表面が温まらないため、降雪時の走行中に付着した雪が溶けず、十分に視界が確保できないという課題があった。

新製品は、外気温が5度以下になると自動で作動し、ランプのレンズに直接貼り付けたフィルムヒーター(光学粘着シート)が外気温+約50度に発熱。雪を溶かし、走行時の照度を確保する。

また、フィルムヒーターの設計の工夫により、装着後の見た目への影響を軽減するとともに、照度確保に必要な融解面積を確保。降雪時の長時間走行でも変わらない照度と視界を保つ。

現在、取り付け可能な車種は、2018年12月以降発売の『プリウス』および、2018年7月以降発売の『ノア』『ヴォクシー』『エスクァイア』。価格(税別)は2万5000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る