マツダが信頼性で初の首位、レクサスを抜く---米情報誌調査[新聞ウォッチ]

マツダMX-5(北米仕様)
マツダMX-5(北米仕様)全 2 枚

気になるニュース・気になる内幕。今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析する新聞ウォッチ。…………

マツダがトヨタ自動車を追い抜いて初のトップに躍り出たそうだ。自動車レースの順位ではないが、米国の消費者情報誌『コンシューマー・リポート』が発表した自動車ブランドの信頼性調査で、マツダが前年の2位から順位を上げ、初の首位になったという。

きょうの読売などが報じているが、スポーツカーの『ロードスター』(米国名『MX-5』)への信頼が特に高かったようで、軽量で効率的なエンジンを搭載した車種を開発し、「走る喜び」を提供するメーカーだと伝えている。

この調査は、ユーザーを対象に26の自動車ブランドを順位付けするもので、2位は「トヨタ」(前年3位)、3位が前年首位だったトヨタが展開する高級車ブランドの「レクサス」で、トップ3を日本勢が独占している。

ちなみに、「ホンダ」は5位、「スバル」も8位に入り、日本車メーカーが、トップ10中5ブランドがランクイン。また、アメ車では米ゼネラルモーターズ(GM)の「ビュイック」が大幅に順位を上げて4位に食い込んだほか、米テスラは25位。テスラについては、トヨタの豊田章男社長も「学べる点は多々ある」と述べたほどで、時価総額ではトヨタを超えて世界一に輝いたが、信頼性では多くの課題を抱えているようだ。

2020年11月24日付

●Go To大阪市除外へ、札幌も、両知事が意向(読売・1面)

●EVコロナ禍に加速 トヨタ社長「テスラに学ぶ点」(読売・8面)

●マツダ信頼性、米で首位、情報誌調査トヨタ2位(読売・8面)

●安倍氏側、数百万円負担か、「桜」夕食会費、ホテルが領収書(朝日・1面)

●警視庁自動車警ら隊発足70年(朝日・25面)

●トヨタ生産復調鮮明に、売れ筋RAV4工場をフル稼働(日経・29面)

●カーシェア不正の抜け道、なりすまし対策必要に、親のカード借り無免許運転、少年逮捕(日経・39面)

《福田俊之》

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