【スーパー耐 第4戦】888号車HIRIXメルセデスAMG GT3が逆転で今季2勝目

2020スーパー耐久第4戦もてぎ
2020スーパー耐久第4戦もてぎ全 9 枚

2020年のスーパー耐久シリーズ第4戦「もてぎスーパー耐久5時間レース」の決勝が行なわれ、最高峰のST-XクラスではNo.888 HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3が今季2勝目をマークした。

【画像全9枚】

今回は全8クラス混走で実施された決勝レース。2番手からスタートした888号車は2周目に他車に接触された影響でポジションを落としてしまうが、着々とポジションを挽回していき、7周目にトップに浮上した。

レース中盤に入って後方から追い上げてきたNo.81 DAISHIN GT3 GT-Rが逆転し、一時は1分以上のリードを築いたが、彼らは4回ピットストップ作戦を選んでおり、残り30分のところで最後のドライバー交代を敢行した。レース中は粘り強く燃費を気にしながら走行していた888号車がトップに返り咲き、開幕戦以来となる今季2度目の優勝を飾った。2位には81号車、3位にはNo.9 MP Racing GT-R GT3がつけた。

888号車は今月初旬に行なわれた第3戦岡山で大クラッシュを喫しマシンは大破。ドライブしていた高木真一も腰椎骨折などで今回は欠場を余儀なくされた。チームは時間が限られた中でなんとか新しいマシンを用意して参戦し、見事な復活劇を果たした。

またST-2クラスではMORIZOことトヨタの豊田章男社長も参加するNo.32 ROOKIE Racing GR YARISがライバルに2周差をつけて今季2度目のクラス優勝を果たした。最後はMORIZOがチェッカードライバーを務め、満面の笑みを見せていた。

そのほか、ST-ZクラスはNo.47 D’station Vantage GT4、ST-TCRクラスはNo.290 F・Link Home CIVIC TCR、ST-3クラスはNo.62 HELM MOTORSPORTS RC350、884 林テレンプ SHADE RACING 86、ST-5クラスは#69 J’S RACING☆FITがそれぞれクラス優勝をマークした。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  2. 日産『セレナ』改良新型、「LUXION」「ハイウェイスターV」が新グリルで表情一新…278万5200円から
  3. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  4. ヤマハが新基準原付を2026年3月、日本発売へ…台湾から『ジョグ125』導入
  5. トヨタ『RAV4』新型、日本精機のスロープ表示ヘッドアップディスプレイ初搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る