【日産 ノート 新型】次世代のデザインランゲージが満ち溢れている

日産ノート新型
日産ノート新型全 14 枚

日産は『ノート』をフルモデルチェンジし、本年12月23日(予定)より発売する。そのデザインは、先に発表されたピュアEVの『アリア』と共通のデザインランゲージを纏っている。

【画像全14枚】

アリア譲りのエクステリアデザイン

そのデザインランゲージは、“タイムレスジャパニーズフューチャリズム”だ。これは、日本らしい伝統的なテイストを新鮮な視点で新しい時代、そしてグローバルに通用するモダンなデザインに昇華させることを目指し、次世代の日産デザイン方向性を示唆するものだ。

そのうえでノートは、「コンパクトカーの常識にとらわれることなく全く新しい価値観を訴求し、電動化の時代を感じさせてくれるデザインになった」と話すのは日産グローバルデザイン本部 プログラムデザインダイレクターの入江慎一郎氏。

その“始まり”は、「前後をつなぐ1本の水平なプレスライン(ヘッドライトからドアミラー下を通り、リアフェンダーでキックアップする)だ」と入江氏。そしてその下に広がる、「クリーンでありながらも艶やかに移ろい、張りのある面の抑揚が新しい日産のエクステリアデザインの特徴だ」という。これはアリアでも見られる表現で、プレスラインの下の大きな面をどう見せるかが、今後の日産のデザインで意味を持ってくることを指している

また、これもアリアと同様、日本の伝統工芸である組子からインスパイアされたグリルパターンにより、日本の風景に溶け込むデザインとされた。そのセンターには、日産の新しい象徴であるブランドシンボルと共に、そのグリルと一体化した先進的な薄型のヘッドランプを採用。そこにインテグレートされた次世代のVモーション・クロームメッキにより、「新世代の日産デザインの顔へと一新した」と入江氏は述べる。これらの表情に関しては、今後の日産車の顔として統一感が持たされていくようだ。そしてリアコンビは、「特徴的なシグネチャーとなる水平に広がる横一文字のシェイプを施し、リアビューからのワイド感にも寄与」している。

オプション設定の16インチのアルミホイールには、日本の刀からインスパイアされたシャープで洗練されたデザインを施しており、“e-POWER”の走りのパフォーマンスを想起させるデザインを意識したとのことだ。

ボディカラーはブルーブラックとバイオレットブラックの2種類の2トーンを始めとするトータル13色。「男性でも女性でも好みのカラーが選べるのが魅力だ」と述べる。

入江氏は、新型ノートのエクステリアデザインについて、「日本人の持つ本質的な美意識を刺激する、次世代のデザインランゲージに満ち溢れている」と強調。そして、「時に電動化へと向かう時代の変化と共鳴し合い、自動車の歴史の中で100年に1度の変革期になるといわれているこの新世代への幕開けに、正に相応しい1台になる」とコメントした。

インテリアは電動化に相応しい先進感

さて、インテリアでは、標準装備となる小型の電制シフトデバイスが乗るブリッジ型のセンターコンソールに、大型の収納スペースやロングリーチのアームレストが装備され、「革新的なデザインと共に快適なドライビングの両立が楽しめる魅力のアイテムになっている」と説明。

また、センターディスプレイと一体化したメーターによって、「電動化に相応しい先進感と使い易さを兼ね備えた、日産の新しい思想を体感してもらえるだろう」という。更に最大限外に向かって広がりを見せるインストルメントパネルによって、「コンパクトカーでありながらも、開放的で未来的、そして充実したドライビングを楽しめるデザインに仕上がった」とコメント。

特に、「センターアームレストに肘を乗せると、らくらくと電制シフトを操作出来る。いままでのコンパクトカーでは有り得なかった装備が満載だ」とその完成度に自信を見せた。

装備面では、前席のセンターコンソールに、スマートフォンのワイヤレス充電器など利便性の高い機能を装備。後席はリクライニング機能を備え、ニールーム、ヘッドルームともに、クラストップのスペースを確保している。更に荷室では、広い開口部と荷室幅を確保したことで、ストレスなく荷物を収納することが可能であるという。

インテリアカラー&マテリアルは、3種類のバリエーションを設定。Xグレードには、グラデーションストライプのジャージーシートと合皮レザーアームレストのコンビネーション。また、インストルメントパネルには、カーボン調の加飾を配し、水平に広がる長いマットクロームのフィニッシャーが特徴的な、すっきりとモダンなカラーコーディネーションとなっている。

最後に入江氏は、「コンパクトカーの常識を打ち破るべく、我々デザイナー一同、自信を持ってお届け出来るデザインに仕上がった。次は是非実車を体験して欲しい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 初代より軽い? 次期スズキ『アルト』は500kg台が目標
  2. ホンダ『ZR-V』と『シビック』の1万4730台をリコール、座席が保安基準に不適合
  3. BYDの軽EV『ラッコ』、発売1週間で741台を販売 東福寺社長「12月末までに1万台に」
  4. 三輪ソーラーEV『スリールオータ』、欧州の型式認定取得…記念モデルを限定30台で国内発売
  5. 民事再生中のEVモーターズ・ジャパン、EVバス事業をイクヨに譲渡
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る