駐車中に動き出すおそれ、三菱 デリカ D:5 など7556台を追加リコール

三菱 デリカD:5(2016年)
三菱 デリカD:5(2016年)全 2 枚
三菱自動車は11月26日、『デリカD:5』など4車種の後輪ブレーキキャリパーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『デリカD:5』、『アウトランダーPHEV』、『アウトランダー』、『RVR』の計4車種で、2016年1月28日~5月27日に製造された7556台。交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できない69個も対象となる。

対象車種は、後輪のブレーキキャリパーにおいて、駐車ブレーキ駆動用シャフトの組み付けばらつきにより錆防止用の塗装が剥がれることがある。そのため、シール部からシャフト部に水が浸入すると、シャフトに錆が発生し、そのままの状態で使用を続けると、シャフトの錆がキャリパー内部まで進行しシャフトの回転が阻害され、駐車ブレーキの制動力が低下し、最悪の場合、駐車中の車両が動き出すおそれがある。

改善措置として、全車両、ブレーキキャリパーを確認し、対策前品の場合はブレーキキャリパーを対策品と交換する。

不具合は11件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。

三菱自動車は、2018年1月25日付けで、今回の不具合についてリコールを届け出ているが、対象外とした一次対策品について当該リコールと同様の不具合が発見されたことから、対象範囲を追加し、再度リコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. ホンダ『オデッセイ』専用コンソールボックス「オデュッセイヤ」発売、高級感と機能性のプレミアム仕様
  4. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
  5. BMW、ケージ構造でヘルメット不要の電動スクーター『ビジョンCE』発表へ…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る