VW ティグアン に初の「R」、320馬力ターボ搭載…受注を欧州で開始

ティグアンのトップグレードに位置付け

「R」らしさが表現された内外装

0~100km/h加速は4.9秒

フォルクスワーゲン・ティグアン R
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フォルクスワーゲンは11月25日、改良新型『ティグアン』(Volkswagen Tiguan)に新設定された高性能グレード、『ティグアンR』の受注を欧州で開始した。ドイツ本国でのベース価格は、5万6703ユーロ(約704万円)と発表されている。

ティグアンのトップグレードに位置付け

ティグアンにはこれまで、「Rライン」が用意されていた。その上に位置する高性能グレードの「R」が、ティグアンに設定されるのは、今回が初めてだ。ティグアンRは、シリーズのトップグレードに位置付けられる。

フォルクスワーゲンRは2002年、「フォルクスワーゲン・インディビジュアル」の名前で設立された。2011年に、現在のフォルクスワーゲンRに名前を変更した。

フォルクスワーゲンRの原点は、2002年に発表された『ゴルフR32』とされる。その後、『パサートR36』、『トゥアレグR50』、『シロッコR』、『ゴルフR』、『アルテオンR』など、ラインナップを拡大してきた。また、内外装を中心にスポーツ性を強調したRラインを、幅広い車種に設定している。フォルクスワーゲン・ティグアン R

「R」らしさが表現された内外装

内外装には、Rらしいスポーツ性が表現された。エクステリアは、Rを特徴づけるブルー塗装のブレーキキャリパーや大径ホイールが装備される。前後バンパーや細いスポークを備えたアルミホイール、4本出しのマフラーなどが専用デザインになる。フロントグリルとリアゲートには、新しいRのロゴが配された。Rデザインのバンパー、マットクロームのドアミラーカバー、高光沢のブラックリアディフューザーも装備される。ハウジングエクステンションと20インチ「ミサノ」アルミホイールも標準だ。

インテリアは、シートやステアリングホイール、ステンレス製ペダルなどが、ティグアンRの専用デザイン。ヘッドレスト一体設計の専用のプレミアムスポーツシートや、ラップタイマーが組み込まれたデジタルコックピットも装備する。R専用のカーボングレートリムは、バックライトによって照らされる。アルミ製フロントシルパネルモールディングには、Rのロゴをあしらう。

ティグアンRには、最新世代のモジュラー式インフォテインメントシステムの「MIB3」、カスタマイズ可能なデジタルコックピット、新世代のパーソナライゼーションシステムが採用される。 MIB3は、自然な音声認識によるコントロール、デバイス間を簡単に切り替えることができるマルチフォンペアリング、ワイヤレスの「App-Connect」などが特徴だ。最新の「フォルクスワーゲンデジタルコックピット」が装備されており、ドライバーはメーターの表示をカスタマイズ可能。10.25インチサイズのディスプレイが装備されている。フォルクスワーゲン・ティグアン R

0~100km/h加速は4.9秒

EA888型と呼ばれる直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンが搭載される。この4気筒エンジンは最大出力が320ps。42.8kgmの最大トルクを2100rpmで発生し、豊かなトルクを5350rpmまで維持する。このパワーは、最新の4WDシステムの「4MOTION」と、「Rパフォーマンス・トルク・ベクタリング」によって、4輪に分配される。

フォルクスワーゲンはティグアンRに、2つのマルチプレートクラッチを備えたリアファイナルドライブを初搭載した。このシステムは、駆動力を前後アクスル間で分配するだけでなく、左右の後輪の間でも可変的に分配する。新しい4MOTIONにより、コーナリング時のハンドリングの俊敏性が大幅に向上しているという。

トランスミッションは、パドルシフト付きの7速デュアルクラッチ「DSG」。動力性能は0~100km/h加速が4.9秒、最高速が250km/h(リミッター作動)と発表されている。

10mm車高が下げられたDCCシャシーには、アダプティブ制御されるショックアブソーバーが付く。ブレーキは大容量の18インチシステムを搭載する。「Rモード」は、新開発のマルチファンクションスポーツステアリングホイールの青いRボタンを使用して、作動させる。スポーツエキゾーストシステムは、オプションでアクラポヴィッチ製のチタンエキゾーストシステムに交換できる。

《森脇稔》

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