GM、電動化を加速…燃料電池システムをニコラに供給する契約を締結

GMの「ハイドロテック」燃料電池システム
GMの「ハイドロテック」燃料電池システム全 3 枚

GMは11月30日、米国の電気・燃料電池トラックメーカーのニコラコーポレーション(以下、ニコラ)との間で、「ハイドロテック」と呼ばれる燃料電池システムをGMがニコラに供給する契約を締結した、と発表した。

[写真:ニコラのセミトラック(トラクター)]

この契約によって、ニコラはGMのハイドロテック燃料電池システムを利用することが可能になる。ニコラは、20億ドルの新規発行普通株式と引き換えに、各種技術提供やGMのグローバルな安全性テストの結果、有効性が確認された部品やコンポーネントを入手する。GMは二コラの燃料電池車の設計、認証や検証および製造を行っていく。

ニコラはこの提携により、二コラのすべてのプログラムにおいて、数十億ドル規模の燃料電池プログラムの生産準備が整い、検証済みの部品を入手することが可能になる。一方、GMはニコラとの戦略的パートナーシップによって、GMのハイドロテック燃料電池システムの広範な展開を継続することを目指す。GMはバッテリーと燃料電池のコストを削減し、収益性を高めるために規模を拡大しながら、複数の大量生産のEVセグメントで存在感を高めていく。

今回の契約は、GMの燃料電池技術の利用をクラス7および8のセミトラック(トラクター)市場に拡大するものだ。GMがリードするハイドロテック燃料電池システムの大量商業化を意味し、GMのバッテリーEVの推進を補完するものになるという。

燃料電池は、ガソリンやディーゼルエンジンよりも効率が高いため、セミトラック市場での重要性はますます高まることが予想されるという。GMは、複数の輸送や定置型およびモバイル電源のエンドマーケットにおいて、さらなる成長の機会があると見込んでいる。ニコラのセミトラック(トラクター)ニコラのセミトラック(トラクター)

《森脇稔》

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