ホームドアの使用開始時期を前倒しで…東京メトロ東陽町駅の人身事故を受け、赤羽大臣が指示

東京メトロ東西線のホームドアは可動ドア部を長くとって開口幅を広げた「大開口」と呼ばれるもの。
東京メトロ東西線のホームドアは可動ドア部を長くとって開口幅を広げた「大開口」と呼ばれるもの。全 2 枚写真をすべて見る

赤羽一嘉国土交通大臣は12月1日に開かれた定例会見で、東京地下鉄(東京メトロ)東西線東陽町駅(東京都江東区)で発生した人身事故について、記者の質問に答えた。

この事故は11月29日、視覚障害を持つ旅客がホームから転落し、列車と接触し死亡。すでに同駅ではホームドアの設置が終了していたが、使用開始が2021年2月とされていたため、ドアが開いていたという。

これについて赤羽大臣は被害者に哀悼の意を表した上で、翌11月30日に陳謝に訪れた東京メトロの山村明義社長に対して、ホームドアの使用開始時期の前倒しや、それまでの間の警備員増強などを指示したと述べた。

また、11月20日に公表された、2021年度からの5年間で整備ペースを2倍加速させ、駅単位ではなく番線単位で進めるとするホームドアの新たな整備目標を改めて示し、「3次補正予算を含めた来年度予算要求で必要な予算を確保し、しっかりと取り組んでいきたいと考えております」と述べた。

事故の再発防止策にも努めるとしたが、ハード面のほかにも、駅員や乗客による声掛けや見守りといったソフト面も重要であるとして、協力を求めている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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