【マツダ CX-8 改良新型】内外装の質感と機能性にこだわった「エクスクルーシブモード」…同社初のハンズフリーパワーゲートも採用

マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)
マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)全 64 枚

12月3日に商品改良が発表された『CX-8』には「エクスクルーシブモード」というプレミアムモデルが設定された。

今回の商品改良でCX-8は、フロントグリルの変更、エンジン制御、トランスミッション制御の変更による走りの向上、コネクテッドエンジン(CMU)のアップグレードによるコネクテッド機能の強化が行われている。その上で、エクスクルーシブモードは、CX-8ユーザーからの「他車、他モデルとの差別化を強調した上級モデルを」望む声から生まれた。

改良された『CX-5』、CX-8には『Lパッケージ』という上級グレードがあるが、エクスクルーシブモードはその上のクラスを意識したものだ。

まず、ボディカラーにプラチナクォーツメタリックという新色が追加される。光の当たり方によっては、シルバーにもメタリックグレーにもホワイトにもパールにも、ブルーメタリックにも見えるカラーで、深みのある質感に水晶のような透明感もある上品な色合いだ。

マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)クローム系のフロントガーニッシュはサイドガーニッシュと連続性のあるラインを描く。サイドシルと前後のフェンダー、リアバンパー下部はブラックの樹脂カバーがつく。黒いラインが全体を引き締めるが、悪路も想定したSUVとしてプロテクターの機能もある。

マフラーカッターも大型化され、装着タイヤは225/55R19となる。19×7Jのアルミホイールはオリジナルデザインの10本スポークだ。

マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)シート素材はナッパレザーが採用され、色はオーバーン(赤系)とピュアホワイトが選べる。シートバックサイドには独自のキルティングパターンが施され、ブラックパイプのアクセントもあり輸入プレミアムカーを彷彿とさせる。

マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)サウンドの上質なものにこだわっている。オーディオシステムはショップオプションなど選べるが、スピーカーはBOSEサウンドシステム(10スピーカー)が装着されている。

3列シートは6人乗り、7人乗りが選択可能。6人乗りは2列目が大型のセンターアームレストで分割され、ベンチレーションとシートヒーター、さらにパワーシートも装備される。また、3列目も含めてUSB充電ポートが各列2つずつ用意した。6名乗車ならシガーソケットやUSBポートを奪い合う必要はない。

エクスクルーシブモードは、センターコンソールにワイヤレス充電が可能なスマートフォントレーもある。Qi規格に対応しているスマホならここに置いておけば運転中に充電してくれる。ワイヤレス充電は、スマホのバッテリー容量や充電状態によって、普通充電と急速充電の2モードを自動的に切り替えてくれる。ただし、ドアが開いている状態だとワイヤレス充電は無効になる。

マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)リアリフトゲートは当然パワーゲートになるが、ハンズフリーの開閉が可能になっている。リアバンパー中央付近に片足を差し出して戻せばリアゲートが自動的に開閉する。他社でもリアリフトゲートやスライドドアに類似の機能を装着するモデルが増えてきたが、一度慣れるとリモコンキーでの開閉さえ面倒になるくらい便利だ。

マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)マツダ CX-8 改良新型(エクスクルーシブモード)CX-8 エクスクルーシブモードは、同車の最上級グレードとしての内外装と質感に加え、SUVとしての実用性を備えたモデルといえるだろう。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る