アウディが電動化などに投資、フルEVを20車種に拡大へ…2025年までに

アウディ RS e-tron GT の量産プロトタイプ
アウディ RS e-tron GT の量産プロトタイプ全 3 枚

アウディ(Audi)は12月2日、2021~2025年までの5年間に、電動化を含めた研究開発などに、約350億ユーロを投資すると発表した。

投資総額の約350億ユーロの中で、とくに将来の車両プロジェクトへの投資が重視される。全投資額の半分に相当する約170億ユーロは、将来の技術だけに投資される予定だ。

フォルクスワーゲングループと同様に、アウディは電動化への投資を強化する。今回の投資のうち、約150億ユーロを電動化に充当する計画だ。

電動車向けプラットフォームの開発は、ポルシェと共同で「プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(PPE)」を開発している。同時にアウディは、電動車向けモジュラープラットフォーム「MEB」に関して、フォルクスワーゲングループのテクノロジーを導入していく。

電動化への約150億ユーロの投資は、総投資の約350億ユーロの40%以上にあたる。約150億ユーロのうち、約100億ユーロがEVに、50億ユーロがハイブリッド車に充当される。2025年までに、アウディは電動モデルを約30車種に拡大し、そのうち約20モデルはフルEVになる、としている。

《森脇稔》

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