車を通して開発者の顔が見えた レヴォーグ…片岡英明【日本カーオブザイヤー2020-2021】

スバル・レヴォーグ
スバル・レヴォーグ全 6 枚

「第41回 2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」が発表された。モータージャーナリストをはじめとする60名の選考委員による審査のもと、今年の1台はスバル『レヴォーグ』に決定した。

選考委員の片岡英明氏は、レヴォーグに10点満点を投じた。以下は日本カー・オブ・ザ・イヤー公式HPに掲載されたコメントである。

☆☆☆

新型レヴォーグは、ドライバーが意のままに操ることができる気持ちいい走りとロングドライブでの優れた快適性と安全性、これらを高い次元で両立させている。また、運転支援システムのアイサイトを進化させ、基本システムを改良することに加え、3D高精度地図データの導入やGPSとの連動などによって日常の走行シーンにおける安全性を大きく向上させた。

走りに関しては、先代が築いたスポーツワゴンとしての魅力を、最新のスバルグローバルプラットフォームと新設計の電動パワーステアリング、そして「STI Sport」に採用したZF製の電子制御ダンパーなどによって高いレベルまで引き上げた。廉価モデルから走りの質は高く、路面状況や天候にかかわらず安全で快適な走りを実現している。

主役はドライバーという主張が運転していると伝わってくるし、クルマを通して開発陣の顔が見え、情熱が感じられるのもうれしい。環境性能に物足りなさを感じるが、それを補って余りある魅力と価値を見出せたので10点を投じた。

☆☆☆

片岡氏の全投票点数(掲載はノミネート番号順)
スバル・レヴォーグ:10点
トヨタ・ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス:5点
ホンダ:フィット:5点
BMW フシリーズ・グランクーペ:2点
プジョー208/ e-208:3点

《出典:日本カー・オブ・ザ・イヤーHP》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る