今期は“癒し”をテーマに フィット を推す…島崎 七生人【日本カーオブザイヤー2020-2021】

ホンダ・フィット
ホンダ・フィット全 10 枚

「第41回 2020-2021 日本カー・オブ・ザ・イヤー」が12月7日、発表された。モータージャーナリストをはじめとする60名の選考委員による投票のもと、今年の1台はスバル『レヴォーグ』に決定した。

審査委員の島崎七生人氏は、ホンダ『フィット』に10点満点を投じた。フィットは得票数で次点であった。以下は日本カー・オブ・ザ・イヤー公式HPに掲載された島崎氏のコメントである。

☆☆☆

コロナ禍にあって、マスクと消毒が不可欠な世の中になり、つくづく人は疲弊した状況にさらされている。そんな中で、ふと改めて聴いたマイケル・ジャクソンの『Heal The World』の歌詞とメロディラインが心に沁みた。だから今期は“癒し”をテーマにイヤーカーを考えることにし、ホンダのフィットを推すことにした。

“心地よさ”を打ち出すフィットは、内・外観デザイン、優しく懐の深い乗り味などが打ち出しどおりに仕上げられている。日常で使いながら、愛犬を乗せるなどもしながら、でしゃばりすぎない、いい道具感を持っていることも実感した。

ただし、長距離を乗ると快適だが、最後の方で少し退屈な気持ちを覚えることもあった。プレーンなクルマだからこそのことだろうが、この点については、今後、走りだけでなく、さまざまなアプローチ、アイデアでフォローしていただけたら、と思う。

☆☆☆

島崎氏の全投票点数(掲載はノミネート番号順)
スバル・レヴォーグ:6点
トヨタ・ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス:3点
ホンダ:フィット:10点
マツダMX-30:4点
プジョー208/ e-208:2点

各賞
●日本カー・オブ・ザ・イヤー:スバル・レヴォーグ
●インポート・カー・オブ・ザ・イヤー:プジョー208/ e-208
●デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー:マツダMX-30
●テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー:アウディ e-tronスポーツバック
●パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー:BMWアルピナB3
●K CAR オブ・ザ・イヤー(軽自動車):日産ルークス、三菱eKクロススペース、eKスペース

《出典:日本カー・オブ・ザ・イヤーHP》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る