ホンダ、PCXシリーズをフルモデルチェンジ…ハイブリッド仕様も登場

ホンダ PCX(ポセイドンブラックメタリック)
ホンダ PCX(ポセイドンブラックメタリック)全 24 枚

ホンダは、スクーター「PCX」シリーズをフルモデルチェンジ。新型『PCX』(125cc)、『PCX160』、『PCX e:HEV』の3モデルを2021年1月28日に発売する。

PCXは、軽快なハンドリングと日常での取り回しやすさを追求した新設計フレームに、出力向上とさらなる低燃費を実現した、新設計の水冷4ストローク124cc単気筒エンジン「eSP+」を搭載する。eSP+は動弁機構を4バルブ化することでバルブ面積を拡大させ、混合気の吸気効率と燃焼ガスの排気効率を高めることで高出力化を達成。さらにショートストローク化による摺動抵抗の低減と圧縮比を高めたほか、ピストン裏側へのエンジンオイルを噴射し、効率的な冷却と点火時期の進角化を可能とするピストンオイルジェットの採用などにより出力向上に寄与させている。

また、前後輪ディスクブレーキにフロントのみ作動する1チャンネルABSを標準装備するとともに、スリップしやすい路面での安心感に寄与する、ホンダセレクタブルトルクコントロールを新たに採用。上質な走りと優れた環境性を高次元で両立させている。さらに容量を拡大したラゲッジボックスの採用やUSBソケットの標準装備など、使い勝手の良い装備を充実させている。

PCX160は、PCXをベースに、エンジン排気量を156ccへ拡大することで、より力強く、快適な走行性能を実現。市街地の走行から、高速道路を経由した通勤や郊外へのツーリングまで、幅広い走行シチュエーションで余裕と充実の走りを提供する。

PCX e:HEVは、PCXをベースにハイブリッドシステムを搭載した原付二種スクーターだ。新設計のエンジンeSP+に高出力型リチウムイオンバッテリーをエネルギー源としたモーターアシストを組み合わせることで、機敏なスロットルレスポンスや高い動力性能を実現する。走行状況やライダーの好みに合わせて、快適な走行と適度なアシストを両立した「Dモード」と、アシストを強めてよりスポーツ性を高めた「Sモード」、2つのモーターアシスト特性の切り替えが可能。走行シーンに合わせた“走る楽しさ”を提供する。

外観はヘッドライトのシグネチャーランプ裏側のブラケットと、テールランプ点灯部のインナーレンズをブルーとしたほか、ブラックとブルーのツートーンカラーとしたシートや、e:HEV専用のエンブレムの採用など、先進性と上質感をさらに高めるアクセントを車体各部に施している。

価格はPCXが35万7500円、PCX160が40万7000円、PCX e:HEVが44万8800円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る