【F1】佐藤万璃音21歳、若手テストへの参加が決定…角田裕毅とともにアルファタウリから

F2 第2戦の佐藤万璃音(シルバーストン、8月7日)
F2 第2戦の佐藤万璃音(シルバーストン、8月7日)全 12 枚

9日、F1参戦チームの「アルファタウリ」は、15日にアブダビで開催される“F1若手テスト”に佐藤万璃音(さとう まりの)を起用すると発表した。アルファタウリからは角田裕毅(つのだ ゆうき)も同テストに参加することが既に決まっている。

【画像全12枚】

佐藤万璃音は1999年5月12日生まれの現在21歳。中学卒業後、ヨーロッパに渡ってフォーミュラレースの階段を上がってきたドライバーだ(タイトル獲得歴もある)。2019年、F1の登竜門ともいわれるFIA-F2選手権にシーズン途中から参戦。今季2020年はTridentチームでF2にシリーズ参戦し、年間総合ランキング22位(最高位8位)という成績だった。

今季のF2で高い実績を残したとはいえない佐藤、しかし貴重なチャンスが舞い込むこととなった。今季F1最終戦は今週末の11~13日に開催されるアブダビGP(ヤス・マリーナ・サーキット)だが、その終了翌々日の15日に同地にて実施予定のF1ヤングドライバーテスト(F1若手テスト)、これへの参加が決まったのだ。

佐藤を起用するチームはアルファタウリ。佐藤と同じく今季F2に参戦していた角田裕毅も、アルファタウリから15日の若手テストに参加することが決まっている。

アルファタウリはレッドブル系列のチームで、ホンダ製パワーユニットを搭載している。レッドブルとホンダの両方のジュニアプログラムに所属し、今季F2でシリーズ3位に輝いた角田の場合は、その実績・実力を認められてアルファタウリにテストで起用されるのは自然な流れといえよう。一方で佐藤の起用には正直、唐突に思えるところがある。

佐藤の起用について、アルファタウリのフランツ・トスト代表はこう語っている。

「彼は今季のF2で、シーズンを通して確実な仕事(solid job)をしていた。F1マシンを走らせるのに値するものであったと思う。彼がスキルをもったドライバーであり、良い仕事ができると我々は確信している」

見ている人は見てくれていた、というところだろう。現代F1はテストに参加するのも従来以上に大変になっているだけに、成績以上の評価を得てのチャンス獲得は大いに讃えられるべき快挙である。

佐藤は「今回、このチャンスをいただけたことは、ものすごく嬉しいです。早くマシンに慣れて最大限に学びたいですし、楽しみたいとも思っています」と、テストへの抱負を語っている。将来への財産を得ると同時に、さらに評価を高める機会とすることが期待される佐藤万璃音だ。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  2. スズキ『カプチーノ』復活の可能性!…軽規格を維持、FRレイアウトも継承か
  3. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
  4. 発表秒読み?…ホンダ『フィット』7月改良、4グレード構成に刷新か
  5. ヤマハの原付電動スクーター『JOG E』全国発売へ、本体のみなら約16万円で買える
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ◆終了◆6/25 次のステップを模索する中国自動車メーカーの戦略を俯瞰する
  2. ボッシュ日本、2025年度の売上高4600億円で4年連続最高記録を更新…ADAS・SDV強化が成長を牽引
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  5. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
ランキングをもっと見る