ドイツを拠点とする人気チューニングメーカー、「MANHART」(マンハート)は、トヨタ『スープラ』新型をベースとした最新カスタムカーを初公開した。
BMWのチューニングを専門とするマンハートは、今年のはじめにスープラベースの「GR450」を発表したが、今回はさらにグレードアップした「GR550」をカスタマイズした。
その心臓部は、3.0リットル直列6気筒ターボエンジンを搭載。アップグレードしたターボチャージャー、カーボンファイバー製エアインテーク、最適化されたECUが装備されるほか、新設計されたチャージパイプ、高性能ラジエーター、そしてド派手なエキゾーストサウンドを奏でる排気システムをインストールしている。
これらのアップグレードにより、最高出力は「GR450」の450psを大きく超える550ps、最大トルクは650Nmから770Nmへ進化を遂げている。
マンハート スープラ GR550アップグレードされた2021トヨタ スープラ3.0では、最高出力387ps、最大トルク499Nmを発揮、0-100km/h加速3.9秒のパフォーマンスを誇るが、GR550では、0-100km/h加速3.0秒から3.4秒の数値を叩き出す可能性を秘めている。
極限までローダウンされたボディのエクステリアは、輝くゴールドのラップに、ブラックとレッドのアクセントを入れ、ACシュニッツァー製フロントスポイラーを装着。かなりアグレッシブな出で立ちだ。またエアロサイドスカート、足回りには、H&Rローダウンスプリング、マンハートのロゴ入りサテンブラック仕上げの20インチホイールで仕上げられている。
マンハート スープラ GR550価格は未発表だが、スープラファン垂涎のチューニングカーとなりそうだ。