東京海上、通信機能付き2カメラドラレコ提供開始へ…わき見警告やSOS発信機能搭載

新端末イメージ
新端末イメージ全 1 枚

東京海上日動火災保険は、「ドライブエージェント パーソナル(DAP)」契約者に、損保業界初となる2カメラ一体型の通信機能付きドライブレコーダーを2021年4月から提供すると発表した。

DAPは、トータルアシスト自動車保険またはトータルアシスト超保険の特約として通信機能付きドライブレコーダーを貸与。記録される事故映像を活用した相手との示談交渉だけでなく、強い衝撃を検知した場合の自動通報による事故受付や映像の自動送信などのサービスを提供するとともに、状況に応じて提携企業を通じた消防等への連絡を行う。

DAPは好評を集め、累計40万件超の契約を獲得しているが、近年のドライブレコーダー市場の拡大とともに、顧客ニーズは多様化。さらなる高機能端末の導入を期待する声が高まっていた。

今回、同社はドライブレコーダーを取り巻く環境変化に対応するため、2021年4月からDAP契約者に、損害保険業界で初めて前方カメラと車内カメラが付いた通信機能付き2カメラ一体型ドライブレコーダーを提供する。

新端末は、従来の端末と同様に、事故による強い衝撃を検知した場合に、自動で提携先の警備会社に連絡する。その際、警備会社のオペレーターは車内カメラの映像で、搭乗者の状況を把握できるため、より正確に救急車の要請等の対応を行うことが可能となる。また、車内カメラを活用したわき見警告機能を搭載するほか、運転中のトラブル(体調の急変やあおり運転等)発生時に端末を通じてオペレーターとの通話ができるSOS発信機能等も搭載する。

特約保険料は月額850円(分割払、分割割増ありの場合)。なお、従来から提供している前方1カメラ型端末(月額650円)も選択できる。

《纐纈敏也@DAYS》

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