川崎重工、再生可能エネルギー由来の液化水素サプライチェーン事業化を検討

水素液化機の実証プラント(参考画像)
水素液化機の実証プラント(参考画像)全 1 枚

川崎重工業は12月14日、岩谷産業、豪州のフォーテスキューメタルズグループ(FMG)とともに、再生可能エネルギー由来の液化水素サプライチェーンの事業化に向けた検討を開始すると発表した。

水素関連機器メーカーとしての技術力を持つ川崎重工、水素事業への投資を拡大するFMG、水素の取り扱い実績が豊富な岩谷産業の3社で方針が合致し、事業化を検討する。

世界各地で太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーを由来とする電力から水素を製造・液化し、液化水素運搬船で日本へ輸入して、国内で供給・配送する一連の液化水素サプライチェーン事業化に向けて検討する。

FMGは鉄鉱石が主力で、再生可能エネルギー事業や、クリーン水素の大量輸送市場の創出を含むグリーン産業の実現に向けた取り組みを進めている。

川崎重工は世界的に脱炭素社会に向けた取り組みが進む中、水素を「つくる(水素液化機)」「はこぶ(液化水素運搬船)」「ためる(液化水素貯蔵タンク)」「つかう(水素ガスタービン発電設備)」すべてのフェーズで開発をリードしてきた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  3. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. BMW『3シリーズ』が50周年! 日本だけの限定車発表に、SNSでは悲喜こもごも?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る