下肢麻痺者向け補装具開発コンテスト、最優秀賞発表…製品化に向けトヨタが100万ドル支援

最優秀作品 Phoenix i(Phoenix Instinct・英国)
最優秀作品 Phoenix i(Phoenix Instinct・英国)全 6 枚

トヨタモビリティ基金(TMF)は、下肢麻痺者向けの補装具開発コンテスト「モビリティ・アンリミテッド・チャレンジ」にて、Phoenix Instinct社(英国)の自律制御電動車椅子を最優秀作品として選定した。TMFは同社に対して作品の製品化に向けた活動資金100万ドル(約1億0300万円)を授与し、支援を継続する。

【画像全6枚】

2017年11月から開始したモビリティ・アンリミテッド・チャレンジには、世界28か国、80以上のチームから画期的なアイデアが寄せられ、昨年1月に最終候補として5チームを選定。本プログラムのテクニカルアドバイザーであるピッツバーグ大学人間工学研究所やNESTA(イノベーション推進に取り組む英国のNPO)、トヨタ自動車の関連部門等から製品化に向けたアドバイスを受けながら試作品の制作を進めてきた。

そして、専門家からなる審査委員会が、技術の革新性、実用性、品質・安全性、製品化の可能性、社会への影響を基準に5チームの試作品を評価した結果、Phoenix Instinct社の自律制御電動車椅子を最優秀作品に選定した。

本作品は、前輪搭載のパワーアシストとAIを活用した重心制御を組合せて車体の制御を容易にするとともに乗り心地を改善。また下り坂を検知してブレーキシステムが作動する機構を搭載することで安全面での性能を向上させている。

TMFでは、最優秀作品以外のファイナリスト4チームの作品についても、専門家とのネットワーキングやアドバイス等による支援を継続し、技術革新を通じて、全ての人々が自由に移動できる社会の実現に向けた活動を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『セリカ』復活へ、「現代版GT-FOUR」なるか?…土曜ニュースランキング
  2. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  3. 【スズキ クロスビー 新型試乗】独特な世界観と走りは、往年のシトロエンを思い起こさせる…中村孝仁
  4. ホンダの最高級ミニバンが復活か?『エリシオン』後継でアルファードに挑む
  5. 現代風アレンジで表情一新! スズキ『Vストローム250』7月23日発売、価格は68万5300円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  2. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  3. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  4. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  5. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
ランキングをもっと見る