相鉄・東急直通線「東急新横浜線」上の駅名は「新綱島」に…東急としては約20年ぶりの新駅

新綱島駅改札付近のイメージ。「綱島の街の移り変わりを感じる駅」をコンセプトに建設され、構内は1面2線でホームドアを設置。改札口1ヶ所、エレベーター2基、エスカレーター13基を備える。
新綱島駅改札付近のイメージ。「綱島の街の移り変わりを感じる駅」をコンセプトに建設され、構内は1面2線でホームドアを設置。改札口1ヶ所、エレベーター2基、エスカレーター13基を備える。全 3 枚

東急は12月21日、建設中の相鉄・東急直通線のうち、「東急新横浜線」内に設けられる新駅の名称に仮称の「新綱島」を選定したと発表した。

相鉄・東急直通線は、羽沢横浜国大駅(横浜市神奈川区)と日吉駅(横浜市港北区)を結ぶ約10kmの路線で、2019年11月に開業した相鉄・JR直通線(西谷~羽沢横浜国大)と並ぶ「神奈川東部方面線」として、都市鉄道等利便増進法に基づき、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が整備している。

東急が営業する新横浜(仮称)~新綱島~日吉間が「東急新横浜線」と命名されおり、それ以外の西谷~羽沢横浜国大~新横浜(仮称)間が、相模鉄道(相鉄)が営業する「相鉄新横浜線」とされている。開業は2022年度下期が予定されており、開業後は本線西谷駅から乗り入れる相鉄と、東横線から乗り入れる東急が相互直通運行を行なう。

新綱島駅は東急としては約20年ぶりの新駅となるが、選定に際しては8月10日から9月6日まで駅名募集が行なわれ1位を獲得していた。2位以下10位までには「綱島温泉」「東綱島」「綱島東」「大綱橋」「綱島街道」「綱島リバーサイド」「鶴見川」「港北綱島」「綱島桃園」の名があった。

羽沢横浜国大駅の新横浜方。右は相鉄・JR直通線で相互乗り入れを行なっているJR東日本のE233系7000番台。左が「相鉄新横浜線」の羽沢トンネル。2019年12月31日。羽沢横浜国大駅の新横浜方。右は相鉄・JR直通線で相互乗り入れを行なっているJR東日本のE233系7000番台。左が「相鉄新横浜線」の羽沢トンネル。2019年12月31日。

東急では今後、同社と相鉄、整備主体である独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)とともに神奈川県や横浜市と協議を行ない、同意を得た後に国の認定を受けて正式に駅名を決定するとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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