中央自動車工業は、アルコール検知器「ソシアック」シリーズの新製品「ソシアック・ネオ」を12月より発売した。
新製品はソシアックシリーズの特徴である国産センサー、全品検査による高品質はそのままに、「日本製の電気化学式センサー」を搭載し、測定反応精度を高めた。据え置き型としても使用可能なクオリティを持ちながら、小型なハンディタイプでローコストを実現。利用シーンに合わせて、簡易測定モード、管理測定モード(PCデータ管理)、管理測定モード(スマホ連携リアルタイム点呼)など、様々な使用が可能だ。
また、吹き込み位置を4方向に切り替えできる「回転式吹き込み機構」を業界で初めて搭載する。WEBカメラや管理者へ向けて測定結果を見せながら利用できる他、専用スマートフォンアプリ(Bluetooth連携)を使用すると、遠隔地から管理者PCへのリアルタイム点呼も可能となり、確実な管理体制を実現。従来の点呼アプリとは異なり、月額費用は発生しない。
感染症対策としては、抗菌仕様(本体樹脂部に抗菌物質を含有)に加えて、アルコール検知器対応除菌洗浄剤「CPCエール」を使用することで、センサーに影響を与えずに除菌・洗浄できる。
同社では、withコロナ社会で働き方が変革する中、従来の対面点呼からIT点呼、WEB点呼等、IT化の加速が見込まれ、Bluetoothによる他社勤怠管理システムや運行管理システムとの連携も今後進めていく予定だ。