2021年3~9月はDL牽引に…SLは検査・修繕 山口線の「やまぐち」号

来シーズンはC57 1やD51 200の代役を務めるDD51。いまや、JRグループ旅客6社では、JR東日本とJR西日本のみに在籍する貴重な機関車となっている。
来シーズンはC57 1やD51 200の代役を務めるDD51。いまや、JRグループ旅客6社では、JR東日本とJR西日本のみに在籍する貴重な機関車となっている。全 4 枚

JR西日本は12月23日、『SL「やまぐち」号』の2021年運行計画を発表した。

同列車の牽引機であるC57形蒸気機関車1号機(C57 1)とD51形蒸気機関車200号機(D51 200)は検査・修繕が実施されることになったことから、例年3月から始まる運行では『DL「やまぐち」号』として、DD51形ディーゼル機関車が牽引することになった。

今シーズンの『SL「やまぐち」号』は、近年、車軸に不具合が発生していたC57 1が10月10日に船平山~津和野間でトラブルを起こし立ち往生したことから、梅小路運転区(京都市下京区)で修繕を受けており、その後はDD51や京都鉄道博物館で『SLスチーム号』として動いていたD51 200が代走役を務めていた。

『DL「やまぐち」号』の運行開始は2021年3月20日で、時刻は新山口10時50分発~津和野12時58分着・15時45分発~新山口17時30分着。同年9月20日までの土休日(延べ35日間)に運行されるが、6月は運休となる。10月以降の運行計画は後日発表される。

10月にトラブルが発生し、梅小路入りしているC57 1(手前)。写真は、昨年まで使用されていた12系レトロ客車をけん引した時のもの。10月にトラブルが発生し、梅小路入りしているC57 1(手前)。写真は、昨年まで使用されていた12系レトロ客車をけん引した時のもの。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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