【ホンダ N-BOX 改良新型】開発責任者「こだわりの個性を刷新」…先進安全装備も進化

ホンダ N-BOX 改良新型
ホンダ N-BOX 改良新型全 8 枚

ホンダは一部改良を施した『N-BOX』を12月25日から販売を開始すると発表した。開発責任者の宮本渉氏は「N-BOXが築き上げてきた広さ、安心、そして上質のクラスレス価値をさらに磨くとともに、より多くのお客様に選ばれることを目指して、こだわりの個性を刷新した」と話す。

今回の改良では内外装を大きく手直している。そのデザインの方向性について宮本氏は「ノーマルとカスタムの違いをさらに明確にすることにした」とした上で、「ノーマルグレードは、ノーマルユーザーのライフスタイルに馴染むようにシンプルと機能性を進化させた。カスタムグレードでは高級感、そして存在感を高めることで、誇れる所有感をさらに進化させた」と語る。

具体的には「ノーマルグレードのエクステリアは、より大きな瞳で親しみやすいヘッドライトとした。グリルの構成はデザイン的な重心を下げ、さらに品のあるロアーメッキバーを配置した。品のある変更によってニュートラルな親和性を強化した」と説明。

またインテリアについては「明るい内装から安心感を与えるダークブラウン色へ刷新した。さらにコーディネートしたホワイト加飾やシート表皮を引き立てたインテリアへと進化させている。また使い勝手向上を目指してシートバックテーブルを標準装備としている」という。

一方、カスタムグレードでは「アッパーグリルメッキの形状変更によって立体感を強調し、顔の押し出し感を強化した。さらに車体を大きく見せるためにグリル周りをワイド化するとともに、センターライセンス化し、軽自動車への抵抗感を払拭した。この変更によりノーマルグレードの違いを明確にし、さらに優越感を表現している」と解説。

インテリアでは「定評のあるブラック内装、シート表皮を継続しつつ、加飾の刷新を行った。マルチブラック塗装は漆黒の中に青味を帯びる高発色パールを散りばめ、深みのある奥行き感を与えた。またシートアクセントは内装全体の色調を整え、質感を重視した大人で硬派な印象へと進化させた」とした。

より多くのお客様に選ばれることを目指したという点では「さらに個性を求めるお客様に対してツートーンスタイルをコーディネートスタイルに進化させている。現行のツートーンスタイルはルーフおよびミラーの色変更のみとなっているが、今回のMMCではグリル、ホイール、インテリアまで含めた車両全体をコーディネートすることでN-BOXの世界観を広げている」とのことだ。

さらにN-BOXの強みである先進安全装備も進化している。「各機能の高速道路120km/h対応や後方誤発進抑制機能はセンサー数を2センサーから4センサーへ増やし」、後方の障害物の接近をドライバーに知らせるパーキングセンサーシステムも追加したのも特徴となっている。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る