BMW、車載ディスプレイに新年を祝うアニメ配信…最新「OS7.0」搭載車に

新年を祝うアニメーションは2021年1月1日から1週間限定

すでに12月24日からクリスマス向けに開始

世界41か国の最新のBMWオペレーティングシステム7.0搭載車が対象

BMWの車載ディスプレイに配信される新年を祝うアニメーション
BMWの車載ディスプレイに配信される新年を祝うアニメーション全 16 枚

BMWグループ(BMW Group)は12月23日、クリスマスと新年を祝うアニメーションを、BMWの車載ディスプレイに配信するサービスを開始した、と発表した。

新年を祝うアニメーションは2021年1月1日から1週間限定

BMWのユーザーは2021年1月1日から、車載ディスプレイで新年を祝うアニメーションを再生できる。アニメーションには、新年のメッセージやお祝いの音楽、特別なアンビエント照明シーケンスが含まれている。

新年を祝うアニメーションは、2021年1月1日から7日まで、サービスに対応する市場のBMW車のすべての顧客が利用できる。車両を始動すると、コントロールディスプレイに特別なバナーが表示される。これをクリックすると、新年の特別なプログラムが作動する。

新年の特別なプログラムは、コントロールディスプレイにフルスクリーンで表示される祝賀アニメーションと、お祝いのミュージック、アンビエント照明システムによるライトショーで構成される。ユーザーは、BMWインテリジェントパーソナルアシスタントに向かって、「ハイBMW、Happy New Year」と呼びかけるか、アプリの車両メニューから新年の特別なプログラムを手動で選択することもできる。

すでに12月24日からクリスマス向けに開始

プログラムの実施期間は一週間。新年のバナーは、車両の始動時に最大3回自動的に表示され、最初のアクティブ化に続いて、メッセージメニューからいつでもアクセスできる。

すでに同様の機能が、12月24日から一部の市場でクリスマス向けに開始された。この場合、ユーザーは、「ハイBMW、Merry Christmas」と呼びかけるか、アプリの車両メニューからBMWインテリジェントパーソナルアシスタントを通じて、新年の特別なプログラムを開始できる。一部の市場では、12月24日から1週間、車載ディスプレイでビデオメッセージを再生できる。なお、クリスマスアニメーションは、ドイツ本国では実施されない。

世界41か国の最新のBMWオペレーティングシステム7.0搭載車が対象

これらのお祝いのアニメーションは、「BMWオペレーティングシステム7.0」の最新ソフトウェア(2020年7月以降のバージョン07/20)を搭載した車両を対象に、世界41か国で利用できる。

BMWオペレーティングシステム7.0は、BMWが2018年から導入している。コントロールディスプレイのコンテンツを、個別にカスタマイズできる最新の表示・操作コンセプトだ。

BMWオペレーティングシステム7.0より、ドライバーが適切な情報を適切なタイミングで受け取ることが可能になる。メーターパネルと大型サイズのコントロールディスプレイでは、個別に設定して自分用にカスタマイズした表示を利用できる。タッチ操作用に最適化されたフラットなメニュー構造により、すべての設定と機能に素早くアクセスすることが可能だ。

2020年7月、BMW オペレーティングシステム7.0に行われた史上最大規模のリモートソフトウェアアップグレードでは、「BMWマップス」、Google「AndroidAuto」、「eDriveゾーン」などの新しい機能が追加された。BMW オペレーティングシステム7.0の新しいソフトウェアは、無線で直接車両にダウンロードして無料でインストールできる。ドイツ本国に続いて、欧州各国、米国、カナダ、中国、その他の世界市場で段階的に展開されている。

BMWグループのデジタルイノベーションチームは、クリスマスと新年を祝い、健康を維持しながら2021年にお会いしましょう、としている。

《森脇稔》

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