大雪によるガス欠、立往生に注意!…排気の確保、車内備品など

(イメージ)
(イメージ)全 4 枚
大雪の影響で関越自動車道で数百台の車が立ち往生した。立ち往生している間に車内が冷えるので暖房をかけ続けるとガス欠になる。身動きが取れなくなり、暖房もつかなくなる。ガス欠した場合に自動車保険でサポートされるサービスはあるのか?

損害保険ジャパンは、大雪における立ち往生や雪による自動車に関するトラブルについて、ユーザーから問い合わせの多い内容を案内している。

損害保険ジャパンによると、自動車保険に付帯されているロードサービスに、ガス欠の場合の給油サービスが付帯されていることがあるので、立ち往生したときには契約内容を確認するといい。電気自動車の場合も、保険に付帯されているロードサービスでレッカーけん引や給電をサポートしてもらえる可能性がある。

そのほか、大雪による立ち往生で注意することとして損害保険ジャパンは、自動車のマフラーが雪に埋まり、排ガスが車内に逆流することによる、一酸化炭素中毒をあげる。一酸化炭素は無臭で気付きにくく、非常に危険だ。自動車が立ち往生した場合は、定期的に外に出てマフラーが雪に埋もれないように除雪すること。

また、営業などで自動車に乗る機会が多い職種や長距離ドライバーは、車内に、毛布や防寒着などの暖をとるものや、除雪用の長靴、手袋、スコップ、食料などを備えておくことが望ましいとする。

損害保険ジャパンのロードサービスは、例年年末年始に出動要請が増加する。12月・1月は例月比で1~2割多いそうだ。要因として、帰省や旅行で自動車の利用が増えること、ガソリンスタンドが空いていないことをあげる。移動先・途中のガソリンスタンドの営業状況を把握し、普段よりこまめな、計画的な給油が重要だ。(イメージ)

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  3. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  4. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  5. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る