アウディ A4シリーズ、初のクリーンディーゼルモデルを追加 価格は538万円から

アウディ A4 TDI
アウディ A4 TDI全 2 枚

アウディジャパンは、ミッドサイズセダン/ワゴン『A4』『A4アバント』にクリーンディーゼルエンジン搭載モデルを追加し、1月7日より販売を開始する。

2020年10月に商品改良したA4シリーズは、全モデルでブリスターフェンダーを備え全幅を5mm拡大するなど、エクステリアデザインを大幅に刷新した。インテリアでは最新のインフォテインメントシステム「MIB3」を初採用。操作性の向上を図るとともに、よりシンプルでクリーンなコックピットデザインを実現している。また歩行者検知機能付アウディプレセンスシティや、渋滞追従支援機能付アダプティブクルーズコントロールなど、先進運転支援システムを充実させた。

今回、A4シリーズ初となるクリーンディーゼルエンジンTDI搭載モデルを新たに設定。出力の異なる2種類の2リットル直噴ターボディーゼルエンジンと、装備の異なる2種類のグレード「アドバンス」と「Sライン」を用意する。

アドバンスはLEDヘッドライトやLEDリアライト、ダイナミックターンインディケーター、さらにサイドスカートなども標準装備し、従来のSラインよりもさらにスポーティなものとなっている。新しいSラインにはボンネットスリットや専用バンパー、チタンブラックのハニカムメッシュシングルフレームグリルなど、RSモデルのデザイン要素を採用。またインテリアにはブラックグラスルックコンソールパネルを標準装備し、質感を高めている。

35 TDIは、アルミニウム製のクランクケースや鍛造ピストンを採用することで20kg以上の軽量化を実現。最高出力163ps、最大トルク380Nmを発揮し、トランスミッションはより効率を高めた7速Sトロニックを組み合わせ、前輪を駆動する。またベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)とリチウムイオンバッテリーを搭載する12V MHEV(マイルドハイブリッド)システムを装備。エネルギー回生機能を高め、コースティング(惰性走行)時にエンジンを完全停止するなど、17.1km/リットル(WLTCモード)と優れた燃費性能を実現している。

40 TDIは、最高出力190ps、最大トルク400Nmを発揮。トランスミッションは同じく7速Sトロニックを組み合わせ、駆動方式は機械式センターディファレンシャルを搭載したクワトロ四輪駆動システムを採用することで、ダイナミックな走行性能を実現している。40 TDI搭載のA4セダンは0-100km/h加速7.7秒、最高速度は241km/hに到達する(欧州仕様車 測定値)。

価格はA4セダンが538万円から612万円。A4アバントは567万円から641万円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. アストンマーティンの新型『ヴァンテージS』がSNSで話題に、「これで攻めたら絶対楽しい」「乗れる男になりたい」など期待の声
  2. カーボンで武装した“走り”のロールスロイス、英アーバンが約9000万円で発売へ
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. 車内すっきり! ワンタッチでCarPlayがワイヤレスに、「OTTOCAST MINI」発売
  5. 「アルテッツァジータの再来か?」レクサスの新型『ES』にワゴン導入の噂、SNSでは「夢がある」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る