東海道・山陽新幹線では臨時列車を運休、東武のSL列車では定員を抑制…緊急事態宣言再発出による鉄道への影響

各社とも定期列車の運行は平常どおりとしており、定期乗車券や回数乗車券の特例払戻し、企画乗車券の一部発売中止、関連サービスの時間短縮や内容の変更などを行なうとしている。
ただし、列車運行については、JR東海が東海道新幹線の臨時列車のうち1月18日~2月28日分をすべて運休すると発表。JR西日本も山陽新幹線で2月19~28日に計画していた臨時『のぞみ』24本を運休すると発表している。
また東武鉄道(東武)は、『SL大樹』の座席指定券発売を1月8日から当面の間、一部休止すると発表している。
『SL大樹』は通常、14系客車3両に乗車することができるが、ソーシャルディスタンスを確保するため、1両分(おもに2号車)の発売を休止の上、空いた座席をフリースペースとして開放する。
これにより、座席指定券の発売数は総座席数の約7割程度となるが、すでに2号車の座席指定券を所持している場合は、そのまま利用することができる。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》