N-BOX は満足度高く・ストレス低い…ホンダが軽ユーザー緊急調査

ホンダ N-BOX
ホンダ N-BOX全 3 枚

ホンダは1月12日、軽自動車『N-BOX』の魅力度などを探る軽自動車ユーザー調査の結果を公表した。同車が2020年の登録車を含む国内新車販売で4年連続の1位、また軽自動車では6年連続の1位となったのを機に、緊急で実施した。

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調査はN-BOXのユーザーとN-BOX以外のユーザー、各500人の計1000人を対象に実施した。まず、クルマを購入する時に重視した点(複数回答)では、N-BOX以外のユーザーだと「価格」(94.2%)がトップとなった。

これに対しN-BOXのユーザーは、「運転のしやすさ」(91.8%)を最高に、「室内空間の快適性」(91.4%)と続き、価格(91.2%)は3番目だった。このほか、「燃費」や「視界の広さ」などを重視する回答も、N-BOXユーザは他車ユーザーよりすべて高く、基本性能をよく見て選択する姿勢がでている。

次に自分のクルマの満足度に関する調査(複数回答)では、「室内空間の快適性」でN-BOXユーザーが97.0%、他社ユーザーが88.0%となったのをはじめ、調査した14項目のうち13項目でN-BOXユーザーの満足度が他車ユーザーのそれを上回った。他車ユーザーの満足度がN-BOXに比べて高かったのは「価格」(83.6%、N-BOXは78.2%)のみで、N-BOXユーザは総合的に満足しているという回答となった。

一方、乗っているクルマのストレスに関する質問(複数回答)では、「荷室の広さ・使い勝手の悪さ」や「安全装備の不足」といった調査10項目のすべてで、N-BOXユーザーの回答率が他車ユーザーより小さく、ストレスの度合いが低いという結果となっている。

さらに、クルマの買い替え経験がある892人を対象に、次回の買い替え時の行動を聴くと、N-BOXユーザーは64.5%が「同じ車種を買いたい」と答え、他車ユーザーの54.4%を上回った。ホンダは、今回の調査について「新車販売台数で日本一を達成し続ける魅力の一端が垣間見える結果」とコメントしている。

《池原照雄》

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