ボッシュ、「バッテリー・イン・ザ・クラウド」サービス開発中…CES 2021

ボッシュのデジタルプレスカンファレンス(CES 2021)
ボッシュのデジタルプレスカンファレンス(CES 2021)全 3 枚

ボッシュ(Bosch)は1月11日、米国でデジタル開幕したCES 2021において、電動車向けの「バッテリー・イン・ザ・クラウド」サービスを開発していると発表した。

これを可能にするのが、ボッシュがAI(人工知能)とネットワーク化を組み合わせて構築する「AIoT」だ。AIoTがあれば、モビリティベースのサービスを通じて、持続可能性を高めることが可能になるという。

そのひとつの例となるのが、EVなどの電動車に搭載されるバッテリーだ。バッテリーの寿命を最大限に伸ばし、早期の劣化を防ぐために、ボッシュはバッテリー性能の大幅な向上と寿命の延長に貢献する一連のバッテリー・イン・ザ・クラウドサービスを開発している。

モビリティの分野では、電動車のドライバーは、スマートソフトウェア分析を使用して、バッテリーの消耗を最大20%低減できるバッテリー・イン・ザ・クラウドなどのサービスの恩恵を受けることができるという。

このサービスでは、クラウド内のスマートなソフトウェア機能がバッテリーの状態を継続的に分析し、セルの劣化を防止または遅らせるために適切な措置を講じる。これにより、バッテリーの消耗を最大20%低減することができ、バッテリーの交換頻度を抑えられるだけでなく、環境プロファイルも改善できる、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  3. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  4. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  5. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る