空港で車いす電動アシストユニットの実証実験 JALなどが開始

木製車いすに装着した電動アシストユニット「スマートドライブ」
木製車いすに装着した電動アシストユニット「スマートドライブ」全 4 枚

日本航空(JAL)は1月13日、NRIデジタル、、ペルモビール、unerryと共同で、着脱式車いす電動アシストユニット「スマートドライブ」とデジタル技術を活用した実証実験を開始したと発表した。

実証実験は、ペルモビールの開発した電動アシストユニット「スマートドライブ」を搭載した木製車いすを使用する。スマートドライブは手動の車いすに着脱可能で、木製車いすの利点を活かし、保安検査場の金属探知機をそのまま通過できる。

車いすには空港内に設置した検証用ビーコンを受信・発信するための機器を搭載し、車いすの位置検知や動線などを可視化・分析することが可能となる。搭乗口付近に設置されたサイネージモニター(iPad)がNRIデジタル開発のアプリから発信されるビーコンを検知すると、モニター上に顧客へのメッセージが表示される。

これらの技術を活用することで、顧客の安全な空港内移動の提供、空港スタッフの負担軽減効果などを検証する。

実証実験は新千歳空港国内線 出発・到着エリアで、1月31日まで実施する。
新千歳空港新千歳空港

《レスポンス編集部》

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