ZFとマイクロソフトが戦略的提携…工場のデジタル化を推進

マイクロソフトの「Azure」を導入して工場のデジタル化を推進するZF
マイクロソフトの「Azure」を導入して工場のデジタル化を推進するZF全 1 枚

ZFは1月13日、デジタルマニュファクチャリングプラットフォームを構築するための戦略的パートナーとして、マイクロソフトと提携を結んだと発表した。

ZFは、パイロット工場として、ドイツ北部のDiepholz工場を選んだ。このプロジェクトにより、ZFはデジタル化への変換コストを削減し、在庫や品質を向上させ、従業員の効率を高めることができるという。

同工場では、マイクロソフトの「Azure」を導入して、ZFの将来のデジタルマニュファクチャリングプラットフォーム(DMP)を構築する。これまで、ソフトウェアは各工場に1つずつ導入され、個別のサーバーにインストールされていた。今後は、クラウドでのプラットフォームに置き換えられ、ZFの工場をプラットフォームに接続し、マイクロソフトのAzureを通じて、工場に新機能を展開していく。

今回の発表は、工場全体からそれぞれの機械に至るまで、生産パフォーマンスの透明性を生み出すことを目的としている。生産フローのトレーサビリティ、生産の分析と予測、品質に焦点を合わせるのも狙いだ。機械の監視とトラブルの予測を通じて、メンテナンス性を引き上げるのも目的となる。

ZFは、「Microsoft AI」を使用して、生産計画を改善し、保守、修理、運用など生産パフォーマンスを効率化していく、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る