GM、元スズキとのカナダ合弁を大規模EV工場に転換へ

GMの新事業「BrightDrop」の新型商用EV『EV600』
GMの新事業「BrightDrop」の新型商用EV『EV600』全 3 枚

GMは1月15日、カナダのCAMI(カミ・オートモーティブ・インク)に約8億ドルを投資し、カナダ初の大規模な量産商用EV工場に転換すると発表した。

CAMIは1986年10月、スズキとGMカナダの折半出資で設立された。1989年4月に生産を開始して以来、主に北米市場向けの乗用車、トラックをスズキとGMの販売網に供給してきた。

GMの子会社のGMカナダは2009年、スズキとの合弁工場のCAMIを完全子会社化すると発表した。長年の提携関係にあるスズキが保有するCAMIの全株式を買収することにより、GMはCAMIを子会社化している。

GMは今回、CAMIに約8億ドルを投資し、カナダ初の大規模な量産商用EV工場に転換すると発表した。同工場では現在、シボレーブランドのSUV『エクイノックス』を生産している。今後2年間で同工場を改修し、GMが立ち上げた新事業、「BrightDrop」の商用EV『EV600』を生産する。

BrightDropは主に配送業者を対象に、ラストマイルまで電気駆動する製品とサービスを提供することを目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る