FCA、アマゾン「アレクサ・カスタム・アシスタント」を車載化へ…自動車メーカー初

FCAの車載コネクティビティ「Uconnect」システム
FCAの車載コネクティビティ「Uconnect」システム全 3 枚

FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)は1月15日、自動車メーカーとして初めて、アマゾン(Amazon)の「アレクサ・カスタム・アシスタント」(Alexa Custom Assistant)を米国向けモデルに車載化すると発表した。

アレクサ・カスタム・アシスタントは、アマゾンの音声アシスタント「アレクサ」(Alexa)のウェイクワード、音声、機能などを、企業が独自にカスタマイズできるのが特長。FCAの場合、傘下のフィアットやジープなどの各ブランドの個性と顧客のニーズに合わせて、アレクサのウェイクワード、音声、機能などをカスタマイズする。

アレクサ・カスタム・アシスタントは、FCA各車の車載コネクティビティの「Uconnect」システムに導入される。これにより、FCA各車のインテリジェントな音声体験を、スピーディかつ簡単に作成できるようになるという。

アレクサ・カスタム・アシスタントは、高度な人工知能(AI)を使用して、乗員の意図を判断する。天気、スマートホームコントロール、音楽などで、乗員を支援していく。

なおFCAは、アレクサ・カスタム・アシスタントを将来のモデルに組み込む準備を、すでに開始している、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. いすゞ『ギガ』など大型・中型トラック1万6780台をリコール…シートサスペンション不具合
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
  4. トヨタ『SORA』にリコール…ワンマンバスの構造要件を満足しないおそれ
  5. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る