FCAとPSA統合の「ステランティス」、電動10車種を追加…2021年内に39モデルに拡大

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FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)とPSAグループの統合によって誕生した新会社の「ステランティス」(Stellantis)は1月19日、2021年末までに10車種の電動車両(EVやプラグインハイブリッド車)をラインナップに追加すると発表した。

写真:ステランティスの主な電動モデル

ステランティスは、主に北米に強みを持つFCAと、主に欧州に強みを持つPSAグループが合併して生まれた。これにより、乗用車からピックアップトラック、SUV、小型商用車、専用モビリティまで、あらゆる市場セグメントをカバーすることが可能になった。

ステランティスは、中国、アフリカ、中東、オセアニア、インドなどの新興市場を開拓する可能性に加えて、欧州、北米、南米の3地域で、すでに存在感を確立している。 世界30か国以上で活動しているステランティスは、顧客の期待に応えるとともに、顧客の期待を上回り、世界130以上の市場で高品質の車両とサービスを提供する能力を備えているという。

ステランティスは電動車市場が成長を続ける中、現在29の電動モデルを用意している。2021年末までに10車種の電動車両をラインナップに追加する予定だ。

ステランティスは、2021年末までに39車種の電動モデルが利用可能になり、グローバル市場での競争力が強化される、としている。

《森脇稔》

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