現代美術「日産アートアワード」グランプリ受賞作家の作品を展示 1月23日より

潘 逸舟 《海で考える人》 2021
潘 逸舟 《海で考える人》 2021全 2 枚

日産自動車は、ニッサンブランドのグローバル発信拠点「ニッサンクロッシング」にて、「日産アートアワード2020」のグランプリ受賞作家である潘逸舟氏による作品を1月23日より展示する。

日産アートアワードは、日産自動車が創業80年を迎えた2013年、「人々の生活を豊かに」というビジョンのもと、日本を拠点に活躍する現代美術の優れたアーティストを支援し、次世代へと続く日本の文化発展の助力になることを目指して創設した現代美術のアワードだ。

2020年夏に行われた「日産アートアワード2020」では、世界のアートシーンで活躍する国際審査委員によるオンライン審査を経て、5名のファイナリストから潘逸舟氏をグランプリに選出した。

潘氏は上海から青森へと移り住んだ自身の経験をもとに、異なる社会の中で経験する身体や精神の違和感や、政治的あるいは災害などの環境的な条件によって移動が制限されざるを得ない人々の存在へと想像力をかきたて、現代の世界が抱える課題や困難を詩的な映像インスタレーションによって表現する。

今回の展示は「異海」と題され、コロナ過で移動が制限される中での人々のつながりや、デジタル化されていく現実の中で埋めることのできない身体的距離を想起させる作品となっている。銀座4丁目交差点に面した2階のガラス面にLEDを組み込んだ巨大ディスプレイ「バーチャル ファサード」で上映する映像作品はニッサン クロッシング閉館後に、また、2階のカフェにて上映する作品は開館中に見ることができる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  2. 【アウディ A5セダン 新型試乗】4ドアクーペ風にあえてしなかった見識に拍手…島崎七生人
  3. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  4. 極限の軽量ホイール革命!レイズ ボルクレーシング『CE28N-plus SL』が示す究極の走行性能PR
  5. 台風や秋雨対策に、大型サイドミラー対応の超撥水ガラスコート「ゼロワイパー」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る