スズキは1月21日、『ハスラー』など3車種7万0780台について、フロントシートベルトがたるんで組み付けられているものがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、スズキ『ハスラー』『ワゴンR』、マツダ『フレアクロスオーバー』の3車種で2017年1月31日~2020年10月22日に製造された7万0780台。
対象車両は、フロントシートベルトにおいて、組立指示が不適切なため内装部品のセンターピラートリムに挟まれ、たるんで組み付けられているものがある。そのため、衝突時にベルトのたるみ分が引き出されることで、乗員拘束が遅れて怪我の程度が大きくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、フロントシートベルトを点検し、たるんで組み付けられているものは正規の位置に修正する。
改善箇所不具合および事故は起きていない。社内からの情報により発覚した。