【ベンガルール通信 その1】 南インド・ベンガルールの都市交通事情

南インドよりナマスカーラ!

「ベンガルール通信」では、mirai.Responseが掲げる都市・交通分野のテーマについて、既に「ポストコロナのニューノーマル」を築き始めている南インド・ベンガルールより最新事情をお届けします。

オートリキシャとベンガルールを州都とするカルナタカの州政府庁舎Vidhana Soudha
オートリキシャとベンガルールを州都とするカルナタカの州政府庁舎Vidhana Soudha全 1 枚

南インドよりナマスカーラ!

「ベンガルール通信」では、mirai.Responseが掲げる都市・交通分野のテーマについて、既に「ポストコロナのニューノーマル」を築き始めている南インド・ベンガルールより最新事情をお届けします。日本語では奇々怪々に報じられる「魅惑のインド」、当地に生き事業を営む者でさえ、広大な国土・莫大な人口の断片を目撃に出来るに過ぎません。突如、予期せぬ光景が眼前に広がり呆気にとられることも少なくないため、多くの日本人にとって、「見た通りの事実」を伝えても理解できない情報になってしまいがちです。「今のインド」を吹く風がどこから来てどこへ向かおうとしているのか、当地の事情や背景に解説を加えつつ読み解くことで、「インド」に関心を向ける一助になれば、と期待して本連載を始めます。今後のテーマとしても積極的に取り上げますので、是非、意見・感想、質問・要望等をお聞かせください。

***

当地ベンガルール(バンガロール)は、地図で見れば逆三角形のインド亜大陸の「中央下寄り」、標高900mのデカン高原の南端に位置する。伝統的な避暑地でありIT産業が盛んなことから「インドの軽井沢」、「インドのシリコンバレー」とも呼ばれる。首都デリーに代表される北インド、商都ムンバイに代表される西インドに比べれば未だ日本人には馴染みがない南インドだが、CASEやMaasといったテーマにおいては、間違いなく世界をリードする都市のひとつだ。コロナ禍により就航が遅れているが、間もなく成田から10時間の直行便で来られるようになる。

《大和 倫之》

アクセスランキング

  1. レクサスの最高峰セダン『LS』36年の歴史に幕、SNSでは「センチュリーが後継モデルに?」との期待も
  2. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  3. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  4. 日産『エクストレイル』e-POWER が走行不能に!…土曜ニュースランキング
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る