【スズキ ソリオ 新型まとめ】デザインから快適性、アップデートは全方位…価格や安全性、試乗記

スズキ・ソリオ新型
スズキ・ソリオ新型全 8 枚

スズキの主力コンパクトハイトワゴン『ソリオ』と『ソリオ バンディット』が5年ぶりのフルモデルチェンジを受けた。内外装のブラッシュアップの他、室内空間や安全性、快適性の向上を目指した。パワートレインにはマイルドハイブリッドを採用し新プラットフォームを導入している。

目次

  1. ボディサイズ拡大で快適性や利便性向上…価格は158万1800円より
  2. 鈴木社長、ストロングHVはトヨタの技術も…今回はマイルドのみに
  3. 上質でダイナミックなデザインに進化
  4. 【試乗】「その手があったか!」なデザインと、注目の後席&荷室…島崎七生人
  5. 【試乗】地味ぃ~にいいクルマ…中村孝仁
  6. 実寸以上に大きく見せながら、上質さも加えて…エクステリアデザイナー[インタビュー]
  7. 【試乗】安全性、快適性、実用性、そして乗り心地も文句なし…青山尚暉
  8. クランクをテーマに…インテリアデザイナー[インタビュー]

ボディサイズ拡大で快適性や利便性向上…価格は158万1800円より

スズキは、コンパクトハイトワゴン『ソリオ』および『ソリオ バンディット』を5年ぶりにフルモデルチェンジし、12月4日より販売を開始する。

価格はソリオの純ガソリン仕様が158万1800円(FF)/170万7200円(4WD)、マイルドハイブリッドは標準グレードの「MX」が185万0200円(FF)/197万5600円(4WD)。ソリオ バンディットはマイルドハイブリッドのみで200万6400円(FF)/213万1800円(4WD)。先代で採用されたフルハイブリッド仕様は廃止となった。

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ボディサイズ拡大で快適性や利便性向上…価格は158万1800円より 画像

スズキ・ソリオ新型発表スズキ・ソリオ新型発表

鈴木社長、ストロングHVはトヨタの技術も…今回はマイルドのみに

スズキは11月25日、主力登録車であるコンパクトハイトワゴンの『ソリオ』と『ソリオバンディット』を全面改良し、12月4日に発売すると発表した。シリーズ4代目となるもので、5年4か月ぶりに刷新した。

2000年に登場したソリオは、国内で多用途に適したコンパクトハイトワゴンの市場を開拓・定着させてきた。今回の改良では、広さや安全性、快適性など「お客様のニーズを汲んで全方位に進化させた」(開発責任者の永田和夫チーフエンジニア)とし、月間4000台の販売をめざしていく。価格は158万円台から214万円台。

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  • スズキ・ソリオ新型発表
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  • スズキ ソリオ ハイブリッドMZ(ピュアホワイトパール)
  • スズキ ソリオ バンディット ハイブリッドMV(メロウディープレッドパール ブラック2トーンルーフ)
  • スズキ・ソリオ・ハイブリッドMX
  • スズキ・ソリオ・ハイブリッドMZ 2WD、インパネ

上質でダイナミックなデザインに進化

スズキは小型ハイトワゴンの『ソリオ』と、『ソリオバンディット』を5年ぶりにフルモデルチェンジした。そのエクステリアは上質でダイナミックに、インテリアは立体感や広がりを重視してデザインされたという。

スイフトと並ぶ小型車の柱

2011年に国内専用の戦略モデルとして両側スライドドアを採用し、それまでなかったコンパクトボディと広い室内空間とを両立したワゴンとして投入したのがソリオである。そこに加え、ハイブリッドシステムを搭載することで低燃費と力強い走り、安全装備の充実を図り、商品を進化させ続けた結果、「コンパクトハイトワゴンのパイオニアとして、新しい市場を生み出した」と評価するのは、スズキ代表取締役社長の鈴木俊宏氏だ。

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  • スズキ代表取締役社長の鈴木俊宏氏
  • スズキ商品・原価企画本部四輪商品第一部新型ソリオ新型ソリオバンディットチーフエンジニアの永田和夫氏
  • スズキ取締役常務役員国内営業本部国内第一営業本部長の鈴木敏明氏
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【試乗】「その手があったか!」なデザインと、注目の後席&荷室…島崎七生人

『ソリオ』のCMにパパイヤ鈴木のダンスで壁を後ろに押し出すような振り付けがあったり、カタログの表紙では掌で“5”を表していたり……と、無駄なく商品特徴をアピールしているあたりは流石である。わかりやすいクルマ、という訳だ。

前回のフルモデルチェンジから5年。新型は手堅く一新された……そんな印象だ。

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スズキ ソリオバンディット 新型スズキ ソリオバンディット 新型

【試乗】地味ぃ~にいいクルマ…中村孝仁

先代『ソリオ』が登場した時に中身が相当に凄いと書いた。新しくなってその印象は全く変わることはない。ただし、相変わらず地味であるが、どうやらそれもこのクルマの持ち味のようだ。

5年ぶりのモデルチェンジといっても、プラットフォームとエンジンなどは先代と変わらずで、ボディを少し伸ばして一番の懸案事項であった荷室と居住空間の拡大や、音振対策を施したのが今回のモデル。要はリフレッシュしたモデルといって良いと思う。(メーカー的には全面改良)

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  • スズキ ソリオ ハイブリッドMZ
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  • スズキ ソリオ ハイブリッドMZ
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実寸以上に大きく見せながら、上質さも加えて…エクステリアデザイナー[インタビュー]

スズキは小型ハイトワゴンの『ソリオ』をフルモデルチェンジした。そのエクステリアは上質でダイナミックさを追求したものだという。そこで、エクステリアデザイナーに具体的な話を聞いてみた。

競合車を意識してデザイン

----:初代は『ワゴンRワイド』という名前でデビューし、2011年には両側スライドドアを備えた2代目に進化。2015年に登場した3代目も販売台数を伸ばしてきました。そして今回4代目ということで、スズキとしては力を入れたモデルだと感じます。ソリオの担当デザイナーに任命された時、どのように思いましたか。

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スズキ ソリオデザインスケッチスズキ ソリオデザインスケッチ

【試乗】安全性、快適性、実用性、そして乗り心地も文句なし…青山尚暉

日本の道にジャストなサイズ、使い勝手が魅力のコンパクトトールワゴン、プチバンの代表格がスズキ『ソリオ』。5ナンバーサイズでもあえて幅狭のボディ(1645mm)、両側スライドドア、低床、そしてスーパーハイト系軽自動車=『スペーシア』などにも見られる工夫による広大な室内空間といった生活密着のパッケージが魅力の1台だ。

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スズキ ソリオ 新型スズキ ソリオ 新型

クランクをテーマに…インテリアデザイナー[インタビュー]

フルモデルチェンジした、スズキ『ソリオ』のインテリアは3つの狙いでデザインされたという。実際にどういう狙いだったのか、インテリアデザイナーに話を聞いた。

抑揚のあるインテリアデザイン

----:スズキソリオは歴代好調な販売を記録しています。そのフルモデルチェンジの担当者と決まった時、率直にどう思いましたか。

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  • スズキ ソリオ インテリアデザインファイナル
  • スズキ ソリオインテリアデザインスケッチA案
  • スズキ ソリオインテリアデザインスケッチB案
  • スズキ ソリオインテリアデザインスケッチC案
  • スズキ ソリオ インテリアデザインイメージ
  • スズキ ソリオバンディット インテリアデザインイメージ

《滑川寛》

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